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【材料】テクノスジャパン---データ分析子会社と米トレジャーデータ社が協業、ビッグデータビジネスを拡大


テクノスジャパン<3666>の100%子会社でビッグデータ分析を行うテクノス・データ・サイエンス・マーケティング(TDSM)は11日、エンタープライズ領域でのビッグデータ分析ソリューション提供を目的に、米国トレジャーデータ社(米国カリフォルニア州)と協業で合意したと発表。

TDSMは、テクノスグループが20年培ってきたERP(統合業務パッケージ)など基幹系のノウハウ、企業の根幹まで踏み込める業務コンサルティング力をもとに、世界最大のシェアを誇るSAP社のERP製品をベースにした“ERPから簡単にデータを収集できるコネクタ”を国内で初めて開発。トレジャーデータのクラウド型ワンストップ・ビッグデータサービス「トレジャーデータサービス」を使ったビッグデータ活用DWH(データウエアハウス)の構築、データ解析などのソリューションをトータルで提供する。

この協業は、TDSM、トレジャーデータ双方におけるビッグデータビジネスの将来ビジョン・マーケティング戦略等の方向性が一致。トレジャーデータが得意としてきた「情報系データ」と、テクノスグループが得意とする「基幹系データ」を組み合わせることでエンタープライズ領域のビッグデータ分析活用を推進する。

また、協業により提供するサービス内容としては、構築工数やコストを抑えたビッグデータ活用のDWHの構築が可能となるほか、SAP社のERPなど、企業の基幹データをビッグデータ分析に活用することが可能。そのほか、DWH構築からデータ解析・レポート作成までトータルでソリューションを提供するほか、クラウドでも安心して利用できるソリューションを提供する。

テクノス・データ・サイエンス・マーケティングは、2013年10月、テクノスジャパンの100%子会社として設立。テクノスグループが培ってきたERPなどの基幹系データに情報系データを掛け合わせることでエンタープライズ領域でのビッグデータ活用を推進して行くことを目的としている。なお、今回の協業に関しては、「トレジャーデータサービス」の国内販売パートナーであるサイオステクノロジー<3744>とともに顧客開拓を進めていく。

《FA》

 提供:フィスコ

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