【市況】（中国）100都市の住宅価格統計：11月も上昇継続、伸び率は今年最低水準に

中国指数研究院は1日、全国100都市の住宅価格統計を発表した。それによると、新築住宅価格は11月に前月比0.68％高の1平米当たり1万758元（約17万円）となり、18カ月連続での上昇となった。ただ、上昇率は前月の1.24％から鈍化し、今年最低水準にとどまった。

中国では、連休の多い9、10月は「金九銀十」と呼ばれ、不動産販売の繁忙期に当たるが、この時期を通過したしたことが需要の落ち着きにつながったと指摘されている。また、一部都市で不動産引き締めが強化されたことも、価格上昇が鈍化した一因とみられている。

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　提供：フィスコ