【テク】日経平均テクニカル:月足形状で5月の長い上ひげを大陽線で塞ぐ
日経平均は一時急落する局面もみられたが、結果的には28日に空けたマド埋めを完了しており、アイランド・リバーサル形状を避けた格好。十字足を形成しているが、ボリュームを伴っておらずピーク感はない。
ボリンジャーバンドの+1σと+2σとのレンジは継続。バンドは拡大傾向にあり、+2σは15916円辺りまで切り上がっている。5月23日のザラバ高値(15942.60円)を捉えたとしても、達成感にはつながらないだろう。MACDはやや下向きになったが、陽転シグナルは継続。
一目均衡表では転換線をサポートとしたトレンドは継続。5月高値とのダブルトップは意識されやすいところだが、週足、月足ベースでも遅行スパンは上方シグナルを継続している。また、月足では5月の2000円程度の長い上ひげを11月の大陽線で吸収しており、上へのバイアスが強まりやすい。
《KO》
提供:フィスコ