【市況】<週末コメント> ─ 来週の相場展望 ─ 2013年11月29日
今週の日経平均終値は15661円87銭、前週末比280円15銭高でした。
三角もち合いを上放れて3週連続の上昇となり、上げ幅も約1600円と規模の大きなものとなってまいりました。今は5月高値以降の調整局面と違い、相場として新たな局面にあるものと考えられます。ただ、先物ばかりで現物株の出来高(実需)が少ない点や、東証1部上場全銘柄で算出されるトピックスが出遅れている点などから、バランスを欠いた上昇トレンドであることも確かでしょう。相場の方向性は上方で固まっていますので、いずれ実需も伴ってくるのでしょうが、今程度の実需では1万6000円辺りが精一杯かもしれません。円安がまだ進行している現状から来週も上値を試す週となりそうですが、出来高がそれでも増えないようなら、高値でいったん手じまうスタンスもありでしょう。目先は1万6000円辺りをいったんつけて、その後、短期的な調整を入れて年末高に向かう流れを想定します。基本的に不測の事態さえなければ、来年1月程度までは良い流れを保てそうな環境かと考えます。(ストック・データバンク 編集部)
三角もち合いを上放れて3週連続の上昇となり、上げ幅も約1600円と規模の大きなものとなってまいりました。今は5月高値以降の調整局面と違い、相場として新たな局面にあるものと考えられます。ただ、先物ばかりで現物株の出来高(実需)が少ない点や、東証1部上場全銘柄で算出されるトピックスが出遅れている点などから、バランスを欠いた上昇トレンドであることも確かでしょう。相場の方向性は上方で固まっていますので、いずれ実需も伴ってくるのでしょうが、今程度の実需では1万6000円辺りが精一杯かもしれません。円安がまだ進行している現状から来週も上値を試す週となりそうですが、出来高がそれでも増えないようなら、高値でいったん手じまうスタンスもありでしょう。目先は1万6000円辺りをいったんつけて、その後、短期的な調整を入れて年末高に向かう流れを想定します。基本的に不測の事態さえなければ、来年1月程度までは良い流れを保てそうな環境かと考えます。(ストック・データバンク 編集部)