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【テク】日経平均テクニカル:ダブルトップ後の調整の範囲


日経平均は続落で5日線レベルでの攻防に。ボリンジャーバンドでは+2σを下回っており、+1σとのレンジ内での推移。高値圏でのこう着であり、一目均衡表では上昇する転換線が支持線として意識されている。転換線は15300円辺りで推移しているが、これを割り込むと+1σが位置する15200円処が意識されてくる。

ただし、15200円辺りまでの調整をみせてしまうと、新値足は3本足が陰転する。また、MACDは下向きに推移してきており、シグナルに接近しているため、シグナルとのクロスで陰転シグナルを発生させてくる可能性が出てくる。

15000円辺りでの値固めも意識されやすくなり、5月高値とのダブルトップ形成となる。もっとも、15000円での値固めがあったとしても、ダブルトップ後の調整とみられるため、反転タイミングとなる可能性が出てくる。理想的なのは15300円処での新値足やMACDの陰転を拒否する格好でのリバウンド。

《KO》

 提供:フィスコ

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