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【材料】ローツェが大幅反発、iPSなど自動細胞培養システムを開発

 25日、ローツェ <6323> [JQ]が、iPS細胞をはじめとする自動細胞培養を実現するためのバイオ・オートメーション用スケジューリング・ソフトウェアパッケージ「アシュラ」を開発したと発表したことが買い材料。

 10年11月に関連会社と共同開発したインキュベーター(細胞培養装置)「スケール120」に続き、「アシュラ」では細胞培養処理の一段の自動化を目指し、あらかじめ定められた培養スケジュールや条件に基づき、インキュベーターを含めた複数の周辺機器をリアルタイムに制御しながら細胞培養処理を行う。研究者は複雑な環境下でも全自動で、かつ効率的にiPS細胞をはじめとする細胞を培養することが可能になる。

 同社の細胞培養装置などと組み合わせて、全自動細胞培養システムとして販売する。細胞培養の効率化をもたらす同ソフトや細胞培養装置の需要拡大に期待する買いが向かった。
(「株探」編集部)

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