【テク】日経平均テクニカル:月足ベースの+2σは16000円処
日経平均は小幅続伸。ギャップ・アップで15500円を回復して始まったが、その後は利益確定に押される格好から陰線を形成している。もっとも、水準としては+2σレベルを突破し過熱感が警戒されていたため、当然の伸び悩みといったところ。一方、陰線とはなったが、結果的にはマドを埋めており、上にアイランド・リバーサル形状を残してしまうリスクはない。
短期的には相当過熱感が警戒されやすいが、月足ベースでのボリンジャーバンドでは、+1σに沿ったトレンドが継続。+2σは16000円処に位置しており、月内のターゲットとして意識されよう。また、その水準では5月高値とのダブルトップが意識されるが、三角保ち合いを上放れている形状のため、達成感にはつながらないだろう。
《KO》
提供:フィスコ