【市況】伊藤智洋が読む「日経平均株価・短期シナリオ」 (11月22日記)
一定の流れができた後の最初の調整は、その流れがどこまで継続するのかを判断するための目安になります。
日経平均株価の10月23日~11月8日までの調整は、11月8日以降の勢いの強い上昇が1万5572円を大きく上回る地点まで継続する可能性を示しています。一方、7月19日~8月28日までの調整は、8月28日以降の上昇の流れが1万6718円を大きく上回るまで終わらない可能性を示しています。
11月18日~19日までの調整は、11月19日以降の上昇が11月18日~19日までと似た動きになること、7営業日程度で1万6267円前後へ到達している可能性を示しています。
また、11月8日以降の勢いの強い上昇の流れを継続して、一気に全体の上値目標値(1万6718円を大きく上回る水準)を目指す可能性があることを示しています。
12月中旬頃に1万7000円程度まで上げている可能性が出てきました。
情報提供:パワートレンド=Power Trend
(「株探」編集部)