【テク】日経平均テクニカル:過熱を冷ます調整が継続、ややアイランド・リバーサル警戒も
日経平均は3日続落。戻り高値水準での保ち合いが続いているほか、5日線が支持線として意識される格好。ボリンジャーバンドでは+2σに上値を抑えられる格好であり、過熱を冷ます調整の範囲内となろう。15000円の値固め的な動きでもある。MACDは引き続き9月高値時に付けた水準をキープ。
新値足は3本足が陽転しているが、これをダマシにするには終値で14080円レベルをつける必要があるため、陰転への警戒感はない。一目均衡表でも雲を上放れ、遅行スパンも高い位置で推移しているため、シグナルは良好。ただし、15000円乗せの段階でマドを空けているため、マド空けで15000円を割り込んでくると、上にアイランド・リバーサル形状の可能性が高まるため、目先的には転換点となる可能性はある。
《KO》
提供:フィスコ