【テク】日経平均テクニカル：5月高値意識も、いったんは一服しておきたいところ

日経平均は戻り高値更新後、こう着感の強い相場展開となった。もっとも、ボリンジャーバンドの+2σを上回っての推移であり、+3σ水準であるため、過熱警戒感が意識されやすいところ。とはいえ、バンドが拡大傾向にあるため、これに沿ったトレンドが継続しやすい。

MACDは9月の戻り高値時につけた水準まで切り上がりをみせてきており、こちらもいったんは一服しておきたいところ。週足形状では26週線をサポートに保ち合いを上放れる形状であり、押し目買い意欲は強いだろう。目先は15000円近辺での底固めがあれば押し目狙いの好機に。これを割り込んだとしても、これまでの上値抵抗だった14800円処でのサポート力が強いようだと、その後のリバウンド局面では、5月高値は通過点となろう。

《KO》

　提供：フィスコ