【テク】日経平均テクニカル:+3σを超え過熱感も5月高値へのトレンド形成
日経平均は大幅続伸となり、直近の上値抵抗線を明確に上放れ、5月24日以来の15000円を回復した。一目均衡表では遅行スパンが大きく切り上がりをみせており、現在の水準をキープすることにより、上方シグナルは最低でも1ヶ月間は継続することになる。週足形状では基準線をサポートに転換線をクリア。遅行スパンは来週にも上方転換シグナルを発生させる。
ボリンジャーバンドでは+2σを大きく上放れ、+3σを超えてきており、さすがに過熱感が警戒される。週間形状でも+2σを捉える格好であり、いったんは過熱を冷ましたいところではある。とはいえ、5月高値と6月安値を起点とした三角もち合いを上放れてきており、週初にもう一段高をみせてくるようだと、明確に上放れとなり、5月高値へのトレンド形成が強まろう。
《KO》
提供:フィスコ