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【テク】日経平均テクニカル:支持線確認後に5月高値15942円を窺うトレンドに


日経平均は大幅反発となり、上値抵抗として意識されていた14800円処を突破してきている。一目均衡表では明確に雲を上放れる格好となり、戻り高値突破によって遅行スパンの上方シグナルの継続が意識されてきている。また、週足形状では週末の終値を確認する必要があるが、保ち合いレンジを上放れつつある。来週以降の遅行スパンの上方シグナル発生の確率は相当高まっている。

パラボリックはギャップ・アップ段階であっさり陽転シグナルを発生。ボリンジャーバンドでは+2σを超えてきている。+2σ突破は9月10日以来であり、トレンドは強まりやすいものの、いったんは過熱を冷ます調整を挟みたいところであろう。新値足は3本足が陽転。これをダマシとするには終値で14088円を割り込む必要があるため、ダマシを警戒するよりも、上へのトレンドが強まる展開が意識される。まずは14800円処を支持線として確認した後、節目の15000円、5月高値15942円を窺うトレンドに。

《KO》

 提供:フィスコ

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