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【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(2):ジーテクト、メイテック、ロート、トヨカネツ

■ジーテクト <5970> 3,045円  +154 (+5.3%)   本日終値
 7日付の朝刊で「新指数JPX日経400の採用銘柄に決定」と報じられたことが買い材料視された。

■メイテック <9744> 2,800円  +141 (+5.3%)   本日終値
 7日に発表した「メイテック、自社株買いの実施を発表」が買い材料視された。
 自己株式取得に係る事項の決定に関するお知らせ
  ⇒⇒メイテックの会社開示情報を見る

■ロート製薬 <4527> 1,460円  +58 (+4.1%)   本日終値
 6日、ロート <4527> が14年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益を従来予想の56億円→77億円(前年同期は59.4億円)に37.5%上方修正し、一転して29.6%増益を見込み、2期ぶりに上期の過去最高益を更新する見通しとなったことが買い材料。売上高が順調に推移したことに加え、費用の効率的活用に努めたことと広告費の一部が下期に繰り延べになったことが寄与した。また、アジアの売上が順調に推移したことも利益を押し上げた。

■トーヨーカネツ <6369> 293円  +10 (+3.5%)   本日終値
 6日、トヨカネツ <6369> が14年3月期の連結経常利益を従来予想の27.2億円→38.1億円(前期は27.4億円)に40.1%上方修正し、一転して38.8%増益見通しとなったことが買い材料。主力の機械・プラント事業や物流システム事業とも、プロジェクトが順調に推移し採算が改善するほか、営業外損益も若干改善することが寄与した。

■住友精化 <4008> 656円  +15 (+2.3%)   本日終値
 6日、住友精化 <4008> が決算を発表。14年3月期上期(4-9月)の連結経常利益は前年同期比2.3倍の40.4億円に急拡大し、従来予想の33億円を上回って着地。上期業績の好調に伴い、通期の同利益を従来予想の65億円→71億円に9.2%上方修正。増益率が38.5%増→51.3%増に拡大し、従来の7期ぶりの過去最高益予想をさらに上乗せしたことが買い材料。紙おむつ用吸水性樹脂が収益を牽引する中、円安による収益押し上げ効果が寄与する。前日終値ベースの予想PERが10倍→8.6倍に低下し、割安感がさらに強まったことも買い気を誘った。

■前田建設工業 <1824> 698円  +7 (+1.0%)   本日終値
 6日、前田建 <1824> が14年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益を従来予想の16億円→38億円(前年同期は1.9億円)に2.4倍上方修正したことが買い材料。連結子会社と持分法適用関連会社での採算性向上に加え、販管費の削減や為替差益の計上が利益を押し上げた。なお、通期の業績予想については12日に予定している第2四半期決算発表時に開示する。

■日本写真印刷 <7915> 1,481円  -197 (-11.7%)   本日終値  東証1部 下落率2位
 6日に決算を発表。「今期経常を43%下方修正」が嫌気された。
 ⇒⇒日本写真印刷の詳しい業績推移表を見る

■ウエルシア <3141> 5,640円  -400 (-6.6%)   本日終値
 6日、ウエルシア <3141> が160万株の公募増資とオーバーアロットメントによる売り出しに伴う24万株の第三者割当増資を実施するほか、イオン <8267> を割当先とする75万7000株の第三者割当を発表したことが売り材料視された。新株発行が最大で259万7000株と発行済み株式数の14%におよぶ規模とあって、株式価値の希薄化や株式の需給悪化が懸念された。発行価格は13日から18日までのいずれかの日に決定。最大で約141億円の調達資金は全額を同社子会社のウエルシア関東、高田薬局、ウエルシア関西への投融資資金に充当する。

■奥村組 <1833> 434円  -28 (-6.1%)   本日終値
 6日、奥村組 <1833> が14年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結営業損益を従来予想の1億円の黒字→9.1億円の赤字(前年同期は13.2億円の赤字)に下方修正し、一転して赤字見通しとなったことが売り材料。一部工事の売上計上時期が下期にずれ込むことが響いた。なお、通期の業績予想については12日に予定している第2四半期決算発表時に開示する。

■日産東HD <8291> 379円  +80 (+26.8%) ストップ高    本日終値  東証1部 上昇率トップ
 6日、日産東HD <8291> が決算を発表。14年3月期の連結経常利益を従来予想の35億円→50億円に42.9%上方修正。従来の2.7%減益予想から一転して39.0%増益を見込み、3期連続で過去最高益を更新する見通しとなったことが買い材料。新車販売や中古車販売が想定より好調で自動車関連事業の売上が計画を上回ることが寄与する。前日終値ベースの予想PERが6.4→4.4倍に急低下し、割安感がさらに強まったことも買いに拍車を掛けた。

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