【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(2):宝HLD、カルビー、三井海洋、ユニシス
■宝ホールディングス <2531> 937円 +52 (+5.9%) 本日終値
1日、宝HLD <2531> が14年3月期の連結最終利益を従来予想の49億円→97億円(前期は46.8億円)に98.0%上方修正。増益率が4.5%増→2.1倍に拡大し、一気に28期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなったことが買い材料。子会社タカラバイオ <4974> の業績好調に加え、タカラバイオ株式の売却益92.6億円の発生が大きく貢献する。同時に、発行済み株式数(自社株を除く)の0.74%にあたる150万株(金額で15億円)を上限に自社株買い(買い付け期間は7日から12月6日まで)を実施すると発表。株主還元を好感する買いも向かった。
■カルビー <2229> 2,633円 +131 (+5.2%) 本日終値
1日、カルビー <2229> が決算を発表。14年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比44.2%増の93.4億円に拡大したことが買い材料視された。「ポテトチップス」や「かっぱえびせん」などの主力商品の売上が好調。また、消費者の健康志向から野菜スナックの「ベジップス」やシリアル食品の「フルグラ」も伸びた。ポテトチップスの主原料はジャガイモで、そのほとんどを国内の契約農家から調達していることから円安の影響を受けにくかった。
■三井海洋開発 <6269> 3,005円 +112 (+3.9%) 本日終値
三井海洋 <6269> が大幅反発。日経新聞が5日付で「三井造船グループの三井海洋開発はブラジル国営石油会社ペトロブラスと、海底油田から石油や天然ガスを掘り出して貯蔵や積み出しをする大型洋上設備1基を建設、20年間貸し出す契約を結んだ」と報じたことが買い材料視された。報道によると「受注額は1000億円超とみられる」という。16年に納入する計画で今後も大型受注を狙うとしており、将来的な業績への寄与を期待した買いが向かった。
■日産自動車 <7201> 861円 -100 (-10.4%) 本日終値 東証1部 下落率3位
1日、日産自 <7201> が決算を発表。14年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比9.6%減の2312億円に減り、併せて通期の同利益を従来予想の6450億円→5150億円(前期は5293億円)に下方修正し、一転して2.7%減益見通しとなったことが売り材料。低迷する欧州市場や、予想を上回るリコール(回収・無償修理)費用、タイやインドなど新興国での販売減速が響く。また、クレディ・スイス証券が1日付で投資判断を「アウトパフォーム(強気)→ニュートラル(中立)」に、ゴールドマン・サックス証券が4日付で投資判断を「買い→中立」に引き下げるなど、投資判断の引き下げや目標株価の引き下げが相次いだことも売りに拍車を掛けた。
■日本ユニシス <8056> 789円 -74 (-8.6%) 本日終値 東証1部 下落率5位
1日に決算を発表。「上期経常が38%減益で着地・7-9月期も67%減益」が嫌気された。
ユニシス <8056> が11月1日大引け後(15:00)に決算を発表。14年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比38.2%減の27億円に落ち込み、通期計画の113億円に対する進捗率は23.9%にとどまり、5年平均の28.3%も下回った。
⇒⇒日本ユニシスの詳しい業績推移表を見る
■アルペン <3028> 1,847円 -161 (-8.0%) 本日終値 東証1部 下落率7位
1日に決算を発表。「7-9月期(1Q)経常は54%減益で着地」が嫌気された。
アルペン <3028> が11月1日大引け後(15:30)に決算を発表。14年6月期第1四半期(7-9月)の連結経常利益は前年同期比53.6%減の12.5億円に大きく落ち込み、7-12月期(上期)計画の52.3億円に対する進捗率は23.9%にとどまり、5年平均の41.7%も下回った。
⇒⇒アルペンの詳しい業績推移表を見る
■旭ダイヤモンド工業 <6140> 888円 -56 (-5.9%) 本日終値
1日に決算を発表。「今期経常を一転6%減益に下方修正」が嫌気された。
旭ダイヤ <6140> が11月1日大引け後(15:00)に決算を発表。14年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比24.4%減の22.1億円に減った。
⇒⇒旭ダイヤモンド工業の詳しい業績推移表を見る
■日本コークス工業 <3315> 118円 -7 (-5.6%) 本日終値
1日に決算を発表。「7-9月期(2Q)経常は17%減益」が嫌気された。
⇒⇒日本コークス工業の詳しい業績推移表を見る
■宇部興産 <4208> 196円 -11 (-5.3%) 本日終値
1日に決算を発表。「上期経常が54%減益で着地・7-9月期も24%減益」が嫌気された。
宇部興 <4208> が11月1日大引け後(15:15)に決算を発表。14年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比54.1%減の67.4億円に大きく落ち込み、通期計画の195億円に対する進捗率は34.6%にとどまり、5年平均の53.4%も下回った。
⇒⇒宇部興産の詳しい業績推移表を見る
株探ニュース
1日、宝HLD <2531> が14年3月期の連結最終利益を従来予想の49億円→97億円(前期は46.8億円)に98.0%上方修正。増益率が4.5%増→2.1倍に拡大し、一気に28期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなったことが買い材料。子会社タカラバイオ <4974> の業績好調に加え、タカラバイオ株式の売却益92.6億円の発生が大きく貢献する。同時に、発行済み株式数(自社株を除く)の0.74%にあたる150万株(金額で15億円)を上限に自社株買い(買い付け期間は7日から12月6日まで)を実施すると発表。株主還元を好感する買いも向かった。
■カルビー <2229> 2,633円 +131 (+5.2%) 本日終値
1日、カルビー <2229> が決算を発表。14年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比44.2%増の93.4億円に拡大したことが買い材料視された。「ポテトチップス」や「かっぱえびせん」などの主力商品の売上が好調。また、消費者の健康志向から野菜スナックの「ベジップス」やシリアル食品の「フルグラ」も伸びた。ポテトチップスの主原料はジャガイモで、そのほとんどを国内の契約農家から調達していることから円安の影響を受けにくかった。
■三井海洋開発 <6269> 3,005円 +112 (+3.9%) 本日終値
三井海洋 <6269> が大幅反発。日経新聞が5日付で「三井造船グループの三井海洋開発はブラジル国営石油会社ペトロブラスと、海底油田から石油や天然ガスを掘り出して貯蔵や積み出しをする大型洋上設備1基を建設、20年間貸し出す契約を結んだ」と報じたことが買い材料視された。報道によると「受注額は1000億円超とみられる」という。16年に納入する計画で今後も大型受注を狙うとしており、将来的な業績への寄与を期待した買いが向かった。
■日産自動車 <7201> 861円 -100 (-10.4%) 本日終値 東証1部 下落率3位
1日、日産自 <7201> が決算を発表。14年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比9.6%減の2312億円に減り、併せて通期の同利益を従来予想の6450億円→5150億円(前期は5293億円)に下方修正し、一転して2.7%減益見通しとなったことが売り材料。低迷する欧州市場や、予想を上回るリコール(回収・無償修理)費用、タイやインドなど新興国での販売減速が響く。また、クレディ・スイス証券が1日付で投資判断を「アウトパフォーム(強気)→ニュートラル(中立)」に、ゴールドマン・サックス証券が4日付で投資判断を「買い→中立」に引き下げるなど、投資判断の引き下げや目標株価の引き下げが相次いだことも売りに拍車を掛けた。
■日本ユニシス <8056> 789円 -74 (-8.6%) 本日終値 東証1部 下落率5位
1日に決算を発表。「上期経常が38%減益で着地・7-9月期も67%減益」が嫌気された。
ユニシス <8056> が11月1日大引け後(15:00)に決算を発表。14年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比38.2%減の27億円に落ち込み、通期計画の113億円に対する進捗率は23.9%にとどまり、5年平均の28.3%も下回った。
⇒⇒日本ユニシスの詳しい業績推移表を見る
■アルペン <3028> 1,847円 -161 (-8.0%) 本日終値 東証1部 下落率7位
1日に決算を発表。「7-9月期(1Q)経常は54%減益で着地」が嫌気された。
アルペン <3028> が11月1日大引け後(15:30)に決算を発表。14年6月期第1四半期(7-9月)の連結経常利益は前年同期比53.6%減の12.5億円に大きく落ち込み、7-12月期(上期)計画の52.3億円に対する進捗率は23.9%にとどまり、5年平均の41.7%も下回った。
⇒⇒アルペンの詳しい業績推移表を見る
■旭ダイヤモンド工業 <6140> 888円 -56 (-5.9%) 本日終値
1日に決算を発表。「今期経常を一転6%減益に下方修正」が嫌気された。
旭ダイヤ <6140> が11月1日大引け後(15:00)に決算を発表。14年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比24.4%減の22.1億円に減った。
⇒⇒旭ダイヤモンド工業の詳しい業績推移表を見る
■日本コークス工業 <3315> 118円 -7 (-5.6%) 本日終値
1日に決算を発表。「7-9月期(2Q)経常は17%減益」が嫌気された。
⇒⇒日本コークス工業の詳しい業績推移表を見る
■宇部興産 <4208> 196円 -11 (-5.3%) 本日終値
1日に決算を発表。「上期経常が54%減益で着地・7-9月期も24%減益」が嫌気された。
宇部興 <4208> が11月1日大引け後(15:15)に決算を発表。14年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比54.1%減の67.4億円に大きく落ち込み、通期計画の195億円に対する進捗率は34.6%にとどまり、5年平均の53.4%も下回った。
⇒⇒宇部興産の詳しい業績推移表を見る
株探ニュース