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【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(2):五洋建、沢田HD、GSユアサ、NEC

■五洋建設 <1893> 296円  +4 (+1.4%)   本日終値
 30日、五洋建 <1893> が14年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益を従来予想の11億円→34億円(前年同期は20.3億円)に3.1倍上方修正し、一転して67.5%増益見通しとなったことが買い材料。手持工事が当初の想定より進捗したことによる売上総利益の増加に加え、連結子会社の業績が当初の想定を上回ったことが寄与した。なお、通期の業績予想については11月12日に予定している第2四半期決算発表時に開示する。

■澤田ホールディングス <8699> 920円  +2 (+0.2%) 一時ストップ高    本日終値
 沢田HD <8699> [JQ] が10月30日大引け後(16:00)に決算を発表。14年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比3.5倍の48億円に急拡大した。

■GSユアサ <6674> 589円  -38 (-6.1%)   本日終値
 30日に決算を発表。「7-9月期(2Q)経常は20%減益」が嫌気された。
 ⇒⇒GSユアサの詳しい業績推移表を見る

■NEC <6701> 220円  -13 (-5.6%)   本日終値
 30日、NEC <6701> が決算を発表。14年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結最終損益は261億円の赤字(前年同期は79.9億円の黒字)に転落したことが嫌気された。携帯電話会社向けの基地局設備が落ち込んだほか、7月末でスマートフォンの開発を中止したことによる、スマホの完成品や部品の在庫処分で約110億円を特別損失に計上したことが響いた。

■ディーエムエス <9782> 1,074円  +150 (+16.2%) ストップ高    本日終値
 31日午前、DMS <9782> [JQ] が決算を発表。14年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比20.2%増の4.1億円に伸び、従来の16.2%減益予想から一転して増益で着地。併せて、通期の同利益を従来予想の10.9億円→12.2億円(前期は10.5億円)に11.9%上方修正し、従来の2期連続での過去最高益予想をさらに上乗せしたことが買い材料。ダイレクトメール部門を中心として順調に推移したことによる増収効果やEC・通販出荷代行業務、封入業務などの稼働率向上による利益率の改善が寄与する。

■カーチスHD <7602> 65円  +6 (+10.2%)   本日終値
 30日に業績修正を発表。「上期経常を40%上方修正」が好感された。
 カーチスHD <7602> [東証2] が10月30日大引け後(15:00)に業績修正を発表。14年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益を従来予想の4.7億円→6.5億円(前年同期は2.5億円)に40.0%上方修正し、増益率が82.9%増→2.6倍に拡大する見通しとなった。
  ⇒⇒カーチスHDの詳しい業績推移表を見る

■T&Gニーズ <4331> 2,009円  +33 (+1.7%)   本日終値
 T&Gニーズ <4331> が続急伸。日経新聞が31日付で「結婚式場運営のテイクアンドギヴ・ニーズの2013年4~9月期の連結経常利益は前年同期の5倍の10億円前後になったもようだ。従来予想は2億5000万円」と報じたことが買い材料視された。報道によると、景気回復を追い風に挙式件数が伸び、式場の稼働率が改善したほか、海外ウエディングの受注も好調だった。挙式の平均単価上昇や広告宣伝費の抑制も利益の押し上げ要因になったという。また、10月以降も好調が続いており、14年3月期通期の経常利益は従来計画(前期比22%増の30億円)を上振れる可能性もあると伝えたことも、11月8日に予定される第2四半期決算の発表を睨み、好業績に期待する買いを誘った。

■南海辰村建設 <1850> 70円  -14 (-16.7%)   本日終値
 30日に決算を発表。「今期経常を2%上方修正」が嫌気された。
 南海辰村 <1850> [東証2] が10月30日大引け後(15:40)に決算を発表。14年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比27.7%減の2億8400万円に減った。
  ⇒⇒南海辰村建設の詳しい業績推移表を見る

■ドリコム <3793> 88,100円  -15,400 (-14.9%)   本日終値
 30日に決算を発表。「今期経常を一転赤字に下方修正」が嫌気された。
 ドリコム <3793> [東証M] が10月30日大引け後(15:00)に決算を発表。14年3月期第2四半期累計(4-9月)の経常損益(非連結)は3億円の赤字(前年同期は1億6600万円の黒字)に転落した。
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■ペーパボーイ <3633> 4,480円  -530 (-10.6%)   本日終値
 30日に決算を発表。「1-9月期(3Q累計)経常が9%減益で着地・7-9月期も31%減益」が嫌気された。
 ペパボ <3633> [JQ] が10月30日大引け後(15:30)に決算を発表。13年12月期第3四半期累計(1-9月)の連結経常利益は前年同期比9.4%減の4.9億円に減り、通期計画の7.2億円に対する進捗率は68.5%にとどまり、5年平均の75.3%も下回った。
  ⇒⇒ペーパボーイの詳しい業績推移表を見る

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