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【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(1):日新電、スカパーJ、ガイシ、クレハ

■日新電機 <6641> 623円  +55 (+9.7%)   本日終値  東証1部 上昇率4位
 30日に決算を発表。「上期経常は2.4倍増益で着地、今期配当を1円増額修正」が好感された。
 日新電 <6641> が10月30日大引け後(15:00)に決算を発表。14年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比2.4倍の30.5億円に急拡大し、通期計画の90億円に対する進捗率は5年平均の28.8%を上回る33.9%に達した。同時に、今期の年間配当を従来計画の11円→12円(前期は10円)に増額修正した。
  ⇒⇒日新電機の詳しい業績推移表を見る

■スカパーJ <9412> 567円  +38 (+7.2%)   本日終値  東証1部 上昇率9位
 30日に決算を発表。「上期経常が37%増益で着地・7-9月期も86%増益」が好感された。
 スカパーJ <9412> が10月30日大引け後(16:30)に決算を発表。14年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比36.8%増の108億円に拡大し、通期計画の165億円に対する進捗率は65.9%に達し、5年平均の50.7%も上回った。
  ⇒⇒スカパーJの詳しい業績推移表を見る

■日本ガイシ <5333> 1,644円  +106 (+6.9%)   本日終値  東証1部 上昇率10位
 30日、ガイシ <5333> が決算を発表。14年3月期上期(4-9月)の連結経常利益が前年同期比2.5倍の195億円に急拡大し、従来予想の140億円を39.9%上回って着地したことが買い材料。米国・中国・国内で自動車向け触媒用セラミックスが好調だったセラミックス事業が収益を牽引した。円安による採算改善も利益を押し上げた。上期好調に伴い、通期の同利益を従来予想の290億円→360億円に24.1%上方修正。増益率が31.6%増→63.4%増に拡大する見通しとなったことも買いに拍車を掛けた。

■東京デリカ <9990> 1,556円  +100 (+6.9%)   本日終値
 30日に決算を発表。「上期経常が15%増益で着地・7-9月期も15%増益」が好感された。
 東京デリカ <9990> が10月30日大引け後(15:00)に決算を発表。14年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期非連結比15.2%増の19.8億円に伸びた。
  ⇒⇒東京デリカの詳しい業績推移表を見る

■モリタホールディングス <6455> 864円  +51 (+6.3%)   本日終値
 30日に業績修正を発表。「上期経常を44%上方修正」が好感された。
 モリタHD <6455> が10月30日大引け後(15:00)に業績修正を発表。14年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益を従来予想の7.5億円→10.8億円(前年同期は11.5億円)に44.0%上方修正し、減益率が35.1%減→6.5%減に縮小する見通しとなった。
  ⇒⇒モリタホールディングスの詳しい業績推移表を見る

■クレハ <4023> 378円  +22 (+6.2%)   本日終値
 30日、クレハ <4023> が14年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益を従来予想の38億円→52億円(前年同期は37.1億円)に36.8%上方修正したことが買い材料。農薬や機能樹脂などの高付加価値分野の伸張に加え、販管費の減少が利益を押し上げた。なお、通期の業績予想については11月14日に予定している第2四半期決算発表時に開示する。

■ITホールディングス <3626> 1,411円  +72 (+5.4%)   本日終値
 30日に決算を発表。「上期経常が11%増益で着地・7-9月期も23%増益」が好感された。
 ITHD <3626> が10月30日大引け後(15:30)に決算を発表。14年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比11.0%増の78.5億円に伸びたが、通期計画の200億円に対する進捗率は39.3%となり、5年平均の37.1%とほぼ同水準だった。
  ⇒⇒ITホールディングスの詳しい業績推移表を見る

■エレマテック <2715> 1,427円  +52 (+3.8%)   本日終値
 30日、エレマテック <2715> が14年3月期の連結経常利益を従来予想の43億円→51.2億円に19.2%上方修正。従来の9.0%減益予想から一転して8.4%増益を見込み、3期連続で過去最高益を更新する見通しとなったことが買い材料。スマートフォン向け部材の販売が中国などアジアで大きく伸びることが収益を牽引する。業績好調に伴い、未定としていた年間配当は前期比10円増の54円で実施する方針を示した。前日終値ベースの予想PERが9.7倍→8.2倍に低下し、割安感が強まったことも買い気を誘った。

■愛三工業 <7283> 985円  +23 (+2.4%)   本日終値
 30日、愛三工 <7283> が決算を発表。14年3月期上期(4-9月)の連結経常利益が前年同期比34.1%増の54.1億円に拡大し、従来予想の44億円を23%上回って着地したことが買い材料。アジア・北米での燃料噴射装置など自動車部品の販売好調で、売上が計画を7.3%上回ったことが寄与した。円安による採算向上や為替差損益の改善も利益を押し上げた。上期好調に伴い、通期の同利益を従来予想の88億円→98億円に11.4%上方修正。増益率が7.6%増→19.8%増に拡大し、従来の6期ぶりの過去最高益予想をさらに上乗せした。併せて、年間配当を従来計画の18円→23円に増額修正し、前期比で9円大幅増配する方針を示したことや、前日終値ベースの予想PERが10.7倍→9.1倍に低下し、割安感が強まったことも買いに拍車を掛けた。

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