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【市況】(香港)ハンセン指数が下げ幅を縮小、中国PMIは市場予想を上回る


24日の香港市場でハンセン指数が下げ幅を縮小。日本時間午前10時47分現在、前日比0.46%(105.51ポイント)安の22894.44で推移している。中国の金融政策の先行き不透明感から売り優勢でスタートしたものの、発表された中国のHSBC製造業購買担当者景気指数(PMI)速報値が市場予想を上回ったことから買い戻しが進んでいる。

HSBCがこの日発表した10月の製造業PMI速報値は50.9となり、前月確報値の50.2を上回った。市場予想は50.4だった。好不況の節目となる50を3カ月連続で上回った。

一方、中国人民銀行(中央銀行)は今月17日、22日に続き、本日の定例オペでもリバースレポ取引を見送り、資金供給を行わない見通しと伝わっている。この後、日本時間午後零時30分頃には、本日の上海銀行間取引金利(SHIBOR)が発表される予定で、短期金利の動向に注目が集まる。

《NT》

 提供:フィスコ

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