【通貨】【NY午前外為概況】予想下振れ米9月雇用統計でQE縮小先送り感強まる、ドル売り
22日NY午前の外為市場でドル・円は97円88銭まで下落後、98円48銭へ反発した。予想を下振れた米9月雇用統計を受けて米連邦準備制度理事会(FRB)が実施している量的緩和第3弾(QE3)の縮小先送り観測が強まり、米国債券利回り低下に伴うドル売りが加速。その後、オプション絡みの買いに下げ止まり株高に連れた円キャリートレード絡みの円売りに反発した。_NEW_LINE
ユーロ・ドルは、1.3673ドルから1.3785ドルまで上昇した。欧米金利差拡大に伴う買いが加速。ユーロ・円は、134円42銭から135円51銭へ上昇した。_NEW_LINE
ポンド・ドルは、1.6128ドから1.6228ドルへ上昇。_LINE__ドル・スイスは、0.9036フランから0.8942フランへ下落した。
[経済指標]・米・9月非農業部門雇用者数:前月比+14.8万人(予想:+18万人、8月:+19.3万人←+16.9万人)
・米・9月失業率:7.2%(予想:7.3%、8月7.3%)
・米・9月平均時給:前年比+2.1%(予想+2.1%、8月+2.3%←+2.2%)
・米・9月平均労働時間:34.5(予想34.5、8月34.5)
・米・9月民間部門雇用者数:前月比+12.6万件(予想:+18万人、8月:+16.1万人←+15.2万人)
・米・8月対米証券投資(TIC)の長期有価証券(株式スワップ等除く):-89億ドル(予想:+310億ドル、7月:+311億ドル)
・米・8月ネット対米証券投資:-29億ドル(7月+567億ドル)
・米・10月リッチモンド連銀製造業指数:1(予想:0、9月:0)
・米・8月建設支出:前月比+0.6%(予想+0.4%、7月+1.4%)
《KY》
提供:フィスコ