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【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(1):イマジカロボ、熊谷組、ネクスト、コーテクHD

■イマジカロボ <6879> 1,127円  +150 (+15.4%) ストップ高    本日終値
 21日、東証が22日売買分からイマジカロボ <6879> [東証2]に対する信用取引の臨時措置(委託保証金率を70%以上[うち現金40%以上]とする)を解除すると発表したことが買い手掛かり。日証金も増担保金徴収措置の解除を発表しており、信用規制の解除により、資金流入の活発化を期待する買いが向かった。また同日、子会社のIMAGICAがアニメ番組制作に特化した新拠点「IMAGICA 荻窪アニメーションハウス」を設立し、12月上旬から営業を開始すると発表したことも好感された。新拠点はIMAGICAの営業拠点5ヵ所と専用高速回線を繋ぎ、アニメ番組の編集後、直ちに各種配信用データを作成・納品することが可能になるという。

■熊谷組 <1861> 261円  +27 (+11.5%)   本日終値  東証1部 上昇率2位
 21日、東証が22日売買分から熊谷組 <1861> に対する信用取引の臨時措置(委託保証金率を50%以上[うち現金20%以上]とする)を解除すると発表したことが好感された。日証金も増担保金徴収措置の解除を発表しており、信用規制の解除により、資金流入の活発化を期待する買いが向かった。

■ネクスト <2120> 2,543円  +261 (+11.4%)   本日終値  東証1部 上昇率3位
 21日、ネクスト <2120> が不動産情報サービス「HOME'S」の9月の月次売上高を発表。主要3事業(賃貸・不動産売買、新築一戸建て、新築分譲マンション)の売上高が前年同月比22.2%増となり、5月22.7%増、6月25.7%増、7月22.8%増、8月24.6%増に続き20%台の伸び率を維持したことが好感された。主力の「賃貸・不動産売買」売上高が10.5%増と増収を牽引し、「新築一戸建て」も5.4%増と順調だった。「新築分譲マンション」は0.4%減と伸び悩んだが、他2事業の好調が補った。

■コーテクHD <3635> 1,133円  +78 (+7.4%)   本日終値
 22日付の朝刊で「上期経常益は3倍の38億円に上振れの模様」と一部報じられたことが買い材料視された。

■OBC <4733> 3,610円  +230 (+6.8%)   本日終値
 野村証券が21日付で投資判断を「中立→買い」に引き上げ、目標株価を3000円→4100円に増額したことが買い材料視された。

■アールテック・ウエノ <4573> 1,876円  +109 (+6.2%)   本日終値
 21日に発表した「UF-021点眼液の第3相治験症例登録完了」が買い材料。
 難病の網膜色素変成に対するウノプロストン点眼液の第3相臨床試験症例登録が当初予定より早いペースで完了

■ドクターシーラボ <4924> 313,000円  +16,900 (+5.7%)   本日終値
 三菱UFJモルガン・スタンレー証券が21日付でDrシーラボ <4924> の投資判断を「ニュートラル(中立)→アウトパフォーム(強気)」に引き上げ、目標株価を28万円→35万円に増額したことが買い材料視された。リポートでは、競合化粧品の自主回収の影響、中高年向け主力商品のリニューアル効果などを織り込み、14年7月期の連結営業利益を従来予想の83億円→90億円(会社計画は84億円)、15年7月期は89億円→97億円に上方修正した。そのうえで、8-10月決算で今期の好調さが認識されれば、株価は上昇する可能性が高まると判断している。

■ケーズホールディングス <8282> 2,760円  +142 (+5.4%)   本日終値
 21日、ケーズHD <8282> が発行済み株式数(自社株を除く)の2.80%にあたる150万株(金額で50億円)を上限に自社株買いを実施すると発表したことが買い手掛かり。需給改善や株式価値の向上といった株主還元が好感されたほか、株価浮揚策としてもポジティブに受け止められた。買い付け期間は22日から12月20日まで。同時に、14年3月期上期(4-9月)の連結経常利益を従来予想の116億円→104億円に10.3%下方修正。従来の3.8%増益予想から一転して6.9%減益見通しとなったが、特に売り材料視はされなかった。

■村田製作所 <6981> 7,840円  +220 (+2.9%)   本日終値
 村田製 <6981> が続伸。日経新聞が22日付で「スマートフォン(スマホ)やタブレット(多機能携帯端末)の世界的な普及を背景に、日本の電子部品産業の復調が鮮明になってきた」と報じたことが買い材料視された。報道によると「村田製作所や京セラなど国内大手6社の7~9月期の受注総額は四半期ベースで過去最高となった」としている。中国の新興スマホメーカー向けなど日本の強みである高機能部品の需要が拡大しているという。情報化が進む自動車向けも開拓するとしており、市場には安心感が広がったようだ。

■旭化成 <3407> 749円  +20 (+2.7%)   本日終値
 旭化成 <3407> が続伸。日経新聞が22日付で「旭化成の2013年4~9月期は連結営業利益が700億円超と前年同期比83%増えたもようだ」と報じたことが買い材料視された。報道によると「消費増税前の駆け込み需要などで住宅販売が伸びたほか、スマートフォン(スマホ)向け部品のエレクトロニクス事業が好調。従来予想(650億円)を上回り上期の最高を更新した」という。住宅・スマホ部品のほか石油化学関連なども堅調としており、業績好調を好感した買いが向かった。

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