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【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(2):豆蔵、日本一ソフト、メディアGL、双信電機

■豆蔵ホールディングス <3756> 433円  +80 (+22.7%) ストップ高    本日終値
 18日、東証が豆蔵 <3756> [東証M]を25日付で市場1部に指定替えすると発表したことが買い材料。TOPIX連動型ファンドの組み入れ需要を見越した先回り的な買いに加え、知名度の高まりや株式流動性の向上を期待する買いが向かった。

■日本一ソフトウェア <3851> 999円  +150 (+17.7%) ストップ高    本日終値
 18日、日本一ソフト <3851> [JQ] が14年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常損益を従来予想の7600万円の黒字→3億3900万円の黒字(前年同期は3900万円の赤字)に4.5倍上方修正し、7期ぶりに上期の過去最高益を更新する見通しとなったことが好感された。7月に発売した「プレイステーション3」専用ゲームソフト「魔女と百騎兵」の販売が想定以上に好調だったほか、ダウンロードコンテンツの配信が伸びた、好採算のオンライン事業が利益拡大に貢献した。ロイヤリティー収入の増加や為替差益の発生も利益を押し上げた。併せて、設立20周年に関わる費用などを踏まえて上期の増額分を大きく下回る形で、通期の連結経常損益も従来予想の2億5100万円の黒字→3億3200万円の黒字(前期は1億6800万円の赤字)に32.3%上方修正した。同時に、60万株の公募増資とオーバーアロットメントによる売り出しに伴う上限12万株の第三者割当増資を実施するほか、既存株主による25万株の株式売り出しを発表。新株発行が最大で発行済み株式数の16.7%規模だが、特に売り材料視されなかった。発行価格は28日から31日までのいずれかの日に決定。 

■メディアGL <6659> 747円  +100 (+15.5%) ストップ高    本日終値
 18日、メディアGL <6659> [JQ] が14年3月期上期(4-9月)の連結経常損益を従来予想の1.2億円の赤字→1.7億円の黒字(前年同期は5.7億円の黒字)に上方修正し、一転して黒字に浮上する見通しとなったことが買い材料。下期に見込んでいた海外向け伝送装置の販売が一部前倒しとなり、売上が計画を16.1%も上回った。増収効果に加え、経費一部の後ずれや為替差益の発生も寄与した。同時に、放送用映像伝送装置「MD8000」が14年サッカーW杯ブラジル大会と、韓国放送局大手であるMBCの次世代放送用基幹ネットワークに採用されたと発表。今下期以降の業績貢献を期待する買いが殺到した。

■双信電機 <6938> 397円  +52 (+15.1%) 一時ストップ高    本日終値  東証1部 上昇率2位
 18日、双信電機 <6938> が14年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益を従来予想の6000万円→1億2000万円(前年同期は6800万円)に上方修正し、一転して76.5%増益見通しとなったことが買い材料。太陽光発電を中心とした環境、新エネルギー市場向けのノイズフィルタが好調だったほか、為替レートが前回予想に比べ円安で推移していることが利益を押し上げた。

■フィンテック <8789> 3,585円  +455 (+14.5%)   本日終値
 18日に業績修正を発表。「非開示だった前期経常は黒字浮上」が好感された。
 フィンテック <8789> [東証M] が10月18日大引け後(17:20)に業績・配当修正を発表。非開示だった13年9月期の業績予想は連結経常損益が8000万円の黒字(前期は9億1500万円の赤字)に浮上する見通しと発表した。
  ⇒⇒フィンテックの詳しい業績推移表を見る

■情報企画 <3712> 884円  +102 (+13.0%) 一時ストップ高    本日終値
 18日、情報企画 <3712> [東証M] が13年9月期の経常利益(非連結)を従来予想の2億6000万円→3億4500万円に32.7%上方修正。増益率が7.9%増→43.2%増に拡大する見通しとなったことが買い材料。主力のシステム開発で大型案件を獲得し売上が計画を上回るうえ、開発関係の外注費の削減やシステムサポートにおけるデータ作成の効率化に伴う材料費の軽減などが寄与する。

■かわでん <6648> 1,463円  +167 (+12.9%) 一時ストップ高    本日終値
 18日、かわでん <6648> [JQ] が14年3月期の経常利益(非連結)を従来予想の6.8億円→8.8億円に29.4%上方修正。増益率が4.5%増→35.2%増に拡大する見通しとなったことが買い材料。主力の配電制御システムが民間オフィスビル向けを中心に堅調に推移するうえ、内製化の進展に伴う原価低減なども寄与する。

■古河電池 <6937> 577円  +54 (+10.3%)   本日終値  東証1部 上昇率5位
 18日、古河池 <6937> が14年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益を従来予想の4.5億円→6.2億円(前年同期は4.5億円)に37.8%上方修正したことが買い材料。海外子会社を中心に海外売上高が好調に推移したことによる粗利益の増加が寄与した。

■第一建設工業 <1799> 1,307円  +92 (+7.6%)   本日終値
 18日、第一建設 <1799> [JQ]が14年3月期上期(4-9月)の経常利益(非連結)を従来予想の16億円→20.8億円に30.0%上方修正。増益率が5.1%増→36.6%増に拡大し、2期ぶりに上期の過去最高益を更新する見通しとなったことが買い材料。官民ともに工事受注が伸び、売上が計画を11.5%上回ったことが利益を押し上げた。収益比率の高い下期を前に、上期予想が対通期計画(42.5億円)で48.9%進捗したとあって、通期上振れを期待する買いが向かった。

■スクロール <8005> 300円  +12 (+4.2%)   本日終値
 18日、スクロール <8005> が14年3月期上期(4-9月)の連結経常損益を従来予想の1億円の赤字→12.3億円の黒字(前年同期は13億円の黒字)に上方修正し、一転して黒字に浮上する見通しとなったことが買い材料。夏物衣料品の販売が好調で、売上が計画を6.7%上回ったことが寄与した。上期に見込んでいた販促費が下期にずれ込んだことも黒字浮上に貢献した。修正した上期予想が通期計画のトントンを大きく上回っており、通期上振れを期待する買いが向かった。

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