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【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(2):藤井産業、鋳鉄管、小松ウオール、エレマテック

■藤井産業 <9906> 796円  +100 (+14.4%) ストップ高    本日終値
 16日に業績修正を発表。「上期経常を71%上方修正」が好感された。
 藤井産業 <9906> [JQ] が10月16日大引け後(15:15)に業績修正を発表。14年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益を従来予想の7億円→12億円(前年同期は6.3億円)に71.4%上方修正し、増益率が10.8%増→89.9%増に拡大する見通しとなった。
  ⇒⇒藤井産業の詳しい業績推移表を見る

■日本鋳鉄管 <5612> 250円  +25 (+11.1%)   本日終値  東証1部 上昇率3位
 16日、鋳鉄管 <5612> が14年3月期上期(4-9月)の連結経常利益を従来予想の5.2億円→6.4億円に24.6%上方修正。従来の16.4%減益予想から一転して4.2%増益見通しとなったことが買い材料。水道向けダクタイル鋳鉄管の低調などにより売上高は計画を8.4%下振れたものの、業務効率化や合理化による収益改善が想定を上回った。

■小松ウオール工業 <7949> 1,995円  +123 (+6.6%)   本日終値
 16日、小松ウオール <7949> が決算を発表。14年3月期第上期(4-9月)の経常利益(非連結)が前年同期比23.9%増の14億円に伸び、従来計画の12.5億円を12.3%上振れて着地したことが買い材料。事務所、学校向けを中心に、主力の固定間仕切りや移動間仕切りが好調で売上高が上期としては過去最高を更新。生産性の向上や設計の効率化による利益率改善も寄与した。特に足元の7-9月期の経常利益は42.0%増の11億円に急拡大。直近3ヵ月で上期の利益の約8割分を稼ぎ出しており、業績拡大ペースの加速による通期上振れに期待する買いが向かった。

■エレマテック <2715> 1,395円  +60 (+4.5%)   本日終値
 16日、エレマテック <2715> が14年3月期上期(4-9月)の連結経常利益を従来予想の20.7億円→27億円に30.1%上方修正。従来の5.8%減益予想から一転して22.6%増益を見込み、3期連続で上期の過去最高益を更新する見通しとなったことが買い材料。中国を中心にカバーガラスなどスマートフォン向け部材の販売が好調で、売上が計画を上回ったことが寄与。円安による為替差益の発生も利益を押し上げた。上期業績の上振れに伴い、上期配当を従来計画の20円→27円(前年同期は15円)に増額修正したことも買い気を誘った。

■中部電力 <9502> 1,460円  +56 (+4.0%)   本日終値
 JPモルガン証券が16日付で投資判断を「中立→強気」に引き上げ、目標株価を1530円→1830円に増額したことが買い材料視された。

■スズキ <7269> 2,396円  +52 (+2.2%)   本日終値
 17日付の朝刊で「ドライバーの目の動きを瞬時に検出するシステムを開発」と一部報じられたことが買い材料視された。

■タツモ <6266> 608円  +18 (+3.1%)   本日終値
 16日に発表した「液晶カラーフィルター製造装置を世界的な液晶ディスプレーメーカーの中国工場向けに大口受注」が買い材料。
 16日に発表した「分散型無機EL照明シートを販売開始」が買い材料。

■ディーブイエックス <3079> 1,866円  +50 (+2.8%)   本日終値
 17日付の朝刊で「上期営業益は6億円強に上振れの公算」と一部報じられたことが買い材料視された。

■日本ユニシス <8056> 869円  +16 (+1.9%)   本日終値
 17日付の朝刊で「クラウドで運転手の安全を確保」と一部報じられたことが買い材料視された。

■アサヒ <2502> 2,808円  +47 (+1.7%)   本日終値
 17日付の朝刊で「中国攻勢へ頂新と合弁、加工食品に進出」・「インドネシアで現地大手と飲料水合弁」と一部報じられたことが買い材料視された。

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