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【市況】(中国)フォーブス誌の中国長者番付、不動産大手・大連万達集団の王会長が1位に


米フォーブス誌(中国版)が16日発表した2013年版の中国長者番付で、不動産開発大手・大連万達集団の王健林会長が資産860億元(約1兆3760億円)で首位に輝いた。国内での不動産価格の上昇に加え、エンターテイメント事業への積極的な参画が資産価値を押し上げた。

王会長は近年、エンターテイメント事業への進出を加速させている。山東省に500億元を投じ、「中国版ハリウッド」と呼ばれる映画制作の拠点を建設する計画だ。9月には俳優のレオナルド・ディカプリオやジョン・トラボルタを招き、起工式を実施。2017年6月の開業を予定している。

このほか、2位には、大手飲料メーカーの杭州娃哈哈集団(ワハハ・グループ)を率いる宗慶後会長がランクイン。資産は683億元だった。3位はインターネット検索最大手、百度(バイドゥ)の李彦宏最高経営責任者(CEO)で、資産は677億元。

なお、今年のランキングでは、資産10億米ドル超えの富豪が168人となり、前回の113人を上回った。また、上位400人の資産総額は3兆4746億元で、前回比35%増となった。

《NT》

 提供:フィスコ

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