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【経済】アリババのIPO計画:来年に米国上場か、ツイッターの上場を見極めてから


中国の電子商取引大手アリババ・グループは、来年に米国市場で新規株式公開(IPO)を行う方針を固めたもようだ。年内の上場も可能だが、同社幹部は米ツイッターのIPOや上場後の値動きを確認した後の上場を望んでいるという。海外メディアが消息筋情報として伝えた。

アリババは当初、香港市場への上場を検討していたが、特殊株式の発行や取締役パートナー制度の承認を巡る香港当局との交渉が不調に終わったとされている。これらのシステムは、上場後も馬雲(ジャック・マー)会長ら経営陣の支配権を維持するためのもの。協議の物別れを受け、アリババの陸兆禧最高経営責任者(CEO)は先ごろ、「香港で上場しないことを決めた」と述べている。

《NT》

 提供:フィスコ

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