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【材料】明光ネット---中期3ヵ年計画を策定、2020年ビジョンの第2ステージへ


明光ネットワークジャパン<4668>は個別指導塾「明光義塾」の直営及びフランチャイズを展開。プロコーチが指導するサッカースクールの「明光サッカースクール」、高学力層向け個別指導塾の「早稲田アカデミー個別進学館」、学童保育の「明光キッズ」、アート教育のアブラカドゥードルと英語教室の明光アルク英語スタジオでの「未来キッズクラブ」事業などを手掛けている。

11日大引け後に発表した2013年8月期業績は、売上高が前期比5.5%増の152.79億円、営業利益が同1.1%増の35.80億円、経常利益が同0.2%減の37.18億円、純利益が同10.2%増の21.69億円だった。2014年8月期については、売上高が前期比7.8%増の164.70億円、営業利益が同5.6%増の37.80億円、経常利益が同4.3%増の38.80億円、純利益が7.4%増の23.30億円を見込んでいる。

13年8月期の経常利益は前期比0.2%減だったが、14年8月期は4.3%増の38.80億円を見込んでおり、最高益を更新する見通し。主力事業である明光義塾事業の新成長路線の確立を目指すほか、第2、第3の事業の柱を創っていくため、引き続きアライアンスやM&Aを視野に入れた事業を展開する。

また同日開催の取締役会において、資本・配当政策の変更を決議している。配当金額の継続的な増額を基本方針とし、年間配当性向を35%程度から段階的に50%程度への引き上げを発表。2014年8月期は5円増配の年32年配当を計画している。

併せて、2014年8月期を初年度とする2016年8月期までの中期経営計画を発表。計数目標は3年後の2016年8月期には、明光義塾教室数 2300教室、売上高 187億円(2013年実績比17.3%増)、営業利益 43.8億円(同13.8%増)、経常利益 45億円(同15.5%増)を目標とした。

中期経営戦略としては、「本部指導体制の強化」「明光義塾事業の三次元成長の確立」「新生明光義塾の開発」「新規事業の事業基盤確立と事業領域の拡大」「組織改革と人材育成による強靭な本部組織の実現」「企業価値の向上」を挙げている。2020年ビジョンの第2ステージとして、成長路線を加速させるとともに、学習塾業界において突き抜けた存在となることを目指す。

《FA》

 提供:フィスコ

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