【経済】ティーパーティー(茶会党)系の共和党議員による茶番劇の幕引き
世界NO1の経済大国で軍事大国、そして基軸通貨国であるアメリカ合衆国の「無能な議会」(米国の外交専門誌「フォーリンポリシー」)によるチキンレースは、予想通りに、最悪の事態を迎える前に終焉を迎えつつある。
ティーパーティー系の共和党議員の目論見は、地元の支援者に代わってオバマケア(医療保険制度改革)へ反対を表明することで、来年11月の中間選挙で自身の議席を守ることにある。
共和党の支持率が過去最低の28%まで落ち込んだことで、共和党指導部では、ティーパーティー系の共和党議員の暴走を放置するわけにはいかなくなった模様で、打開策が模索されつつある。
本日中にも、なんらかの合意が期待されており、リスク回避のポジションの巻き戻しに警戒する週末となる。
《MY》
提供:フィスコ