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【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(1):TSIHD、ダイセキ、松竹、東京個別


■TSIホールディングス <3608> 712円  +60 (+9.2%)   本日終値  東証1部 上昇率4位
 9日に発表した「9月の既存店売上高は前年比1.8%増」が買い材料。

■ダイセキ <9793> 2,027円  +141 (+7.5%)   本日終値  東証1部 上昇率6位
 9日に決算を発表。「上期経常が25%増益で着地・6-8月期も43%増益」が好感された。
 ダイセキ <9793> が10月9日大引け後(15:00)に決算を発表。14年2月期第2四半期累計(3-8月)の連結経常利益は前年同期比25.4%増の37.1億円に伸びた。
  ⇒⇒ダイセキの詳しい業績推移表を見る

■松竹 <9601> 960円  +26 (+2.8%)   本日終値
 松竹 <9601> が3日続伸。日経新聞が10日付で「松竹の2013年3~8月期の連結営業利益は前年同期比約2.5倍の50億円前後だったもようだ」と報じたことが買い材料視された。報道によると、今春建て替えた歌舞伎座でのこけら落とし公演の好調により会社予想(37.7億円)を大きく上振れ、通期計画(54.1億円)に対する進捗率も9割を超えるという。古典の代表作の公演を控え、9月以降のチケット販売も好調なもようで、通期業績を「大幅に上方修正する公算が大きい」としている。

■三井住友建設 <1821> 118円  +2 (+1.7%)   本日終値
 9日、東証が10日売買分から三井住友建設 <1821> に対する信用取引の臨時措置(委託保証金率を50%以上[うち現金20%以上]とする)を解除すると発表したことが好感された。日証金も増担保金徴収措置の解除を発表しており、信用規制の解除により、資金流入の活発化を期待する買いが向かった。

■ネポン <7985> 240円  +50 (+26.3%) ストップ高    本日終値
 9日、ネポン <7985> [東証2] が14年3月期の経常利益(非連結)を従来予想の1億円→3億円に3.0倍上方修正。従来の47.4%減益予想から一転して57.1%増益見通しとなったことが買い材料。農水省の燃油高騰緊急対策に伴い農用機器の販売が想定より大きく伸び、売上が計画を14.5%も上回ることが利益を押し上げる。

■アイティメディア <2148> 557円  +52 (+10.3%)   本日終値
 9日、ITメディア <2148> [東証M]が14年3月期の連結経常利益を従来予想の2億7000万円→3億2000万円(前期は1億8700万円)に18.5%上方修正したことが買い材料。売上高が計画通り推移する一方、原価や販売管理費のコントロールが寄与する。同時に、4-9月期(上期)の連結経常損益も従来予想の4000万円の黒字→8700万円の黒字(前年同期は4300万円の赤字)に2.2倍上方修正した。

■シュッピン <3179> 1,046円  +71 (+7.3%)   本日終値
 9日、シュッピン <3179> [東証M]が9月度の月次売上高が前年同期比27.1%増となったと発表したことが買い材料。うちEC売上高も53.2%増と好調。Web会員数は1701人増となった。月次売上高の伸び率が19%を超えるのは6ヵ月連続とあって、堅調な業績推移を好感する買いが向かった。

■東京個別指導学院 <4745> 229円  +15 (+7.0%)   本日終値  東証1部 上昇率8位
 9日、東京個別 <4745> が14年2月期上期(3-8月)の経常利益を従来予想の9億円→11.8億円(前期は7.2億円)に31.0%上方修正し、増益率が25.0%増→63.8%増に拡大する見通しとなったことが買い材料。生徒の利便性向上を目的とした教室移転・リニューアル、Webマーケティングなどの強化、初のテレビCMの実施といった施策が奏功し、新規入会者数が大幅に増えることが寄与。夏季講習なども好調で、新規教室開校などによるコスト増を補って大幅増益を確保する。同時に、12年10月に公表した中期計画の見直しを発表。最終年度の経営目標(売上高163億円以上、営業利益23億円以上など)の達成を17年2月期から16年2月期に1年前倒しする方針を示したことも買いに拍車を掛けた。

■大幸薬品 <4574> 1,665円  +66 (+4.1%)   本日終値
 9日、大幸薬品 <4574> が14年3月期上期(4-9月)の連結経常利益を従来予想の11.1億円→14.3億円に28.8%上方修正。増益率が2.0倍→2.6倍に拡大する見通しとなったことが買い材料。季節性インフレエンザの流行を控えて例年より早く、除菌消臭剤「クレベリン」の出荷が大きく伸び、売上が計画を6%上回ったことが寄与した。販売費の効果的な投下により販管費が想定を下回ったことも利益を押し上げた。修正した上期予想が通期計画の11.5億円を既に24.3%上回ったことで、通期業績の上振れを期待する買いが向かった。

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