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【材料】《注目銘柄を探る》進化する二次電池、「多価イオン電池」はリチウムイオン電池の数倍の蓄電性能


大阪大学や京都大学はそれぞれ、リチウムイオン電池の数倍の蓄電性能を持つ「多価イオン電池」と呼ぶ新型電池の技術を開発したと報じられている。
従来は数回しか充放電できなかったが、プラスの電極(正極)の材料や構造を工夫し、数10-100回と実用的な水準に延ばしたと伝えている。1回の充電でガソリン車よりも長い距離を走る電気自動車の実現に欠かせない次世代電池の有力候補になるとみているようである。
阪大は関西大学と共同で、充放電を100回繰り返せるアルミニウム電池を開発。電池メーカーと協力して容量を引き上げる研究を進める。また、5年後に住宅で太陽光発電などの蓄電に使うシステムとして実用化したい考えと。また、京大は、2020年以降に住宅や電気自動車向けに実用化をめざすと伝えている。
そのほか、トヨタ<7203>と富士重<7270>は、新型のハイブリッド車(HV)を共同開発すると報じられている。2017年にも、それぞれが両社のブランドで販売。富士重は自社開発したHVシステムを搭載したSUVをすでに販売しているが、独自技術だけでは将来の環境規制強化に対応できないと判断したようだ。


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《TM》

 提供:フィスコ

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