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【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(2):古野電、フェリシモ、ミクシィ、GSユアサ

■古野電気 <6814> 690円  +38 (+5.8%)   本日終値  東証1部 上昇率9位
 1日、古野電 <6814> が14年2月期第2四半期累計(3-8月)の連結経常利益を従来予想の10億円→13億円(前年同期は14億円)に30%上方修正し、減益率が28.8%減→7.5%減に縮小する見通しとなったことが買い材料。事業環境や為替レートなどが概ね想定の範囲内で推移しているため売上高は据え置くものの、経費削減への取り組みにより、販管費の減少が利益を押し上げた。

■フェリシモ <3396> 1,036円  -58 (-5.3%)   本日終値
 1日、フェリシモ <3396> が14年2月期第2四半期累計(3-8月)の連結経常利益を従来予想の2.1億円→1.5億円(前年同期は6.2億円)に25.7%下方修正し、減益率が66.3%減→75.0%減に拡大する見通しとなったことが売り材料。顧客数の拡大のための広告出稿を強化したことと、ダイレクトメールの発送数を前倒ししたことで、広告費が予算を上回ったことが響いた。同時に、14年2月期通期の経常利益も従来予想の7.8億円→2.8億円(前期は9億円)に63.8%下方修正し、期末一括配当を従来計画の15円→5円(前期は15円)に大幅減額修正したことも弱材料となった。

■ミクシィ <2121> 1,229円  -19 (-1.5%)   本日終値
 1日、ミクシィ <2121> [東証M] が14年3月期の連結最終損益を従来予想の8億円の黒字→26億円の赤字(前期は16.5億円の黒字)に下方修正し、一転して赤字見通しとなったことが売り材料視された。リニューアル効果による拡大を見込んだスマートフォン版「mixiゲーム」の課金売上高が想定を下回るうえ、「ノハナ」やスマートフォンのネイティブゲームといった新規事業における広告宣伝費など先行投資が重石となる。また、上期(4-9月)に繰延税金資産を6.6億円取り崩すことも利益を押し下げる。業績悪化に伴い、従来12円を計画していた期末一括配当を見送り、5期ぶりに無配転落(前期は2200円)とする方針を示したことも売りに拍車を掛けた。業績下方修正を受けて、野村証券が1日付で投資判断を「ニュートラル(中立)→リデュース(弱気)」に引き下げ、目標株価を1500円→900円に減額したことも弱材料。

■GSユアサ <6674> 611円  +23 (+3.9%)   本日終値
 SMBC日興証券が1日付で投資判断を新規に「1」、目標株価を750円に設定したことが買い材料視された。

■伊藤忠テクノ <4739> 3,300円  -150 (-4.4%)   本日終値
 野村証券が1日付で投資判断を「買い→中立」に引き下げ、目標株価を4700円→3300円に減額したことが売り材料視された。

■東レ <3402> 612円  -23 (-3.6%)   本日終値
 2日付の朝刊で「上期営業益は15%増に下振れの公算」と一部報じられたことが売り材料視された。

■ネットワンシステムズ <7518> 716円  -26 (-3.5%)   本日終値
 大和証券が1日付で投資判断を「2→3」に引き下げ、目標株価を858円→790円に減額したことが売り材料視された。

■任天堂 <7974> 10,870円  -300 (-2.7%)   本日終値
 2日付の朝刊で「Wii生産を近く終了、販売減に対応」と一部報じられたことが売り材料視された。

■日立国際電気 <6756> 1,154円  -29 (-2.5%)   本日終値
 三菱UFJモルガン・スタンレー証券が1日付で「強気→中立」に格下げしたことが売り材料視された。なお、目標株株価は1224円→1300円に増額。

■東北電力 <9506> 1,216円  +20 (+1.7%)   本日終値
 2日付の朝刊で「豪州からLNGを年間92万トン購入」と一部報じられたことが買い材料視された。

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