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【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(1):コロプラ、日本トリム、キーウェ、ダイセキS

■コロプラ <3668> 2,481円  +216 (+9.5%)   本日終値
 1日、コロプラ <3668> [東証M]がスマートフォン向けゲーム「クイズRPG 魔法使いと黒猫のウィズ」が9月29日に累計800万ダウンロードを突破したと発表したことが買い材料。同ゲームは3月にAndroid版、4月にiOS版の提供を開始。幅広い年齢層が親しみやすいクイズを主軸に、ゲーム初心者でも簡単操作で手軽に楽しめる点が支持されており、8月19日から開始したテレビCM放映をきっかけにダウンロード数の拡大が加速している。9月20日の700万ダウンロード突破から、わずか9日間で100万ダウンロードを上積みしたとあって、ユーザー獲得による同ゲームの業績貢献に期待する買いが向かった。

■日本トリム <6788> 6,270円  +170 (+2.8%)   本日終値
 1日、日本トリム <6788> が遺伝子関連事業の体制強化と日本での株式上場を目的に新事務所を2日に大阪市に開設すると発表したことが買い材料。同社は、1999年に米国で遺伝子検査試薬の開発を行う子会社トリムジン・コーポレーションを設立して以来、個別化医療分野での事業化を推進してきたが、事業が拡大期に入ってきたことを受け、遺伝子検査試薬の開発や臨床検査事業を手掛ける子会社トリムジン・ホールディングスの大阪オフィス開設に踏み切る。

■ガリバー <7599> 595円  +5 (+0.9%)   本日終値
 1日、ガリバー <7599> が14年2月期上期(3-8月)の連結経常利益を従来予想の30億円→36億円に20.0%上方修正。増益率が74.6%増→2.1倍に拡大する見通しとなったことが買い材料。中古車オークションを通じた卸売が好調で売上が計画を14.7%も上回ったことが寄与。広告宣伝費の抑制や円安効果も利益を押し上げた。

■オリエンタルランド <4661> 16,230円  +20 (+0.1%)   本日終値
 1日、OLC <4661> が13年度上半期(4月1日-9月30日)の東京ディズニーランドと東京ディズニーシー合計の入園者数が、上半期としては過去最高となる1535万9000人(前年同期比15.9%増)に達したと発表したことが買い材料視された。今上半期は、東京ディズニーリゾート30周年アニバーサリーイベント「東京ディズニーリゾート30周年『ザ・ハピネス・イヤー』」のもと、東京ディズニーランドで導入した新デイパレード「ハピネス・イズ・ヒア」や、新アトラクション「スター・ツアーズ:ザ・アドベンチャーズ・コンティニュー」が人気を集めたほか、両パークで実施した季節感あふれるスペシャルイベントが好評だった。

■イマジカロボ <6879> 914円  -75 (-7.6%)   本日終値
 1日、東証と日証金がイマジカロボ <6879> [東証2]について2日売買分から信用取引に関する臨時措置を強化すると発表したことが嫌気された。東証は委託保証金率を現行の50%以上(うち現金を20%以上)→70%以上(うち現金を40%以上)に、日証金も同様に貸借取引自己取引分などの増担保金徴収率を現行の50%(うち現金を20%)→70%(うち現金を40%)とする。信用規制強化による人気離散を警戒した売りが向かった。

■オリコ <8585> 255円  -15 (-5.6%)   本日終値
 2日付の朝刊で「経産省が暴力団融資問題で報告命令」と一部報じられたことが売り材料視された。

■良品計画 <7453> 8,610円  -190 (-2.2%)   本日終値
 良品計画 <7453> が大幅続落。1日大引け後(15:00)に決算を発表。14年2月期第2四半期累計(3-8月)の連結経常利益は前年同期比9.3%増の106億円に伸びた。しかし、前日に一時5月9日以来の高値を付けたものの、その後反落に転じたうえ、この日は全般急反落の展開となっており、利益確定売りが広がっているようだ。通期連結経常利益計画の221億円に対する進捗率は48.1%となり、5年平均の48.7%とほぼ同水準だった。そして、直近3ヵ月の実績である6-8月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比10.1%増の40.9億円に伸びたものの、売上営業利益率が前年同期の8.8%→8.1%に悪化したことも売りを誘ったもよう。テクニカル面からは、昨夏以降下値サポートラインとなってきた中期相場を示唆する26週移動平均線をこの日瞬間割り込む場面があったが、引き続き26週線沿いの上昇基調が続くかどうかが注目ポイントとなる。(執筆者:熱田和雄 ストックデータバンク)

■キーウェア <3799> 1,240円  +100 (+8.8%)   本日終値
 1日、東証が2日売買分からキーウェア <3799> [東証2]に対する信用取引の臨時措置(委託保証金率を50%以上[うち現金20%以上]とする)を解除すると発表したことが好感された。日証金も増担保金徴収措置の解除を発表しており、信用規制の解除により、資金流入の活発化を期待する買いが向かった。

■ダイセキS <1712> 1,814円  +122 (+7.2%)   本日終値  東証1部 上昇率7位
 1日、ダイセキS <1712> が14年2月期の連結経常利益を従来予想の7.2億円→10億円に38.9%上方修正。増益率が20.0%増→66.7%増に拡大する見通しとなったことが買い材料。不動産市況の回復を背景に、主力の土壌汚染調査・処理事業が想定より伸び、売上が計画を17.7%も上回ることが利益を押し上げる。

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