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【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(1):ニコン、神鋼環境、小糸製、マツダ

■ニコン <7731> 1,809円  +109 (+6.4%)   本日終値
 20日付の朝刊で「防水・耐衝撃のミラーレス一眼、世界初」と一部報じられたことが買い材料視された。

■神鋼環境ソリューション <6299> 677円  +35 (+5.5%)   本日終値
 19日、神鋼環境 <6299> [東証2] が14年3月期上期(4-9月)の連結経常利益を従来予想の7億円→11億円に57.1%上方修正。増益率が2.2倍→3.5倍に拡大する見通しとなったことが買い材料。水処理関連事業と、廃棄物処理関連事業のアフターサービスの売上が想定より伸びることが寄与する。廃棄物処理関連事業におけるコスト削減も利益を押し上げる。上期増額分を上乗せする形で、通期の同利益も20億円→24億円に20.0%上方修正した。

■小糸製作所 <7276> 1,890円  +88 (+4.9%)   本日終値
 三菱UFJモルガンスタンレー証券は19日付で小糸製 <7276> の投資判断を新規に「アウトパフォーム(強気)」とし、目標株価を2300円に設定したことが買い材料視された。リポートでは、新規拡販に伴う強いトップライン(売上)効果発現の可能性を評価。会社計画は7月29日に上方修正した上期増額分を上乗せしただけで保守的と判断し、14年3月期の連結営業利益を会社計画(420億円)を上回る463億円(前期比22.9%増)と予想。また、中期的には台数増に加え、ヘッドランプLED化進展により小型車シフトで漸減傾向となりがちな付加価値低下の抑制にも期待できると指摘。同証券では、15年3月期の営業利益を528億円、16年3月期は614億円に拡大すると予想している。

■マツダ <7261> 438円  +6 (+1.4%)   本日終値
 マツダ <7261> が3日続伸。日経新聞が20日付で「マツダは2014年にも現在建設中のメキシコ工場から欧州に小型車の輸出を始める」と報じたことが買い材料視された。報道によると「同社は国内の乗用車メーカーで日本からの輸出車比率が最も高く、為替変動リスクをおさえる海外生産の拡大が課題だった」という。メキシコ工場は14年初めに稼働する計画で、欧州向け輸出台数は年間で数万台規模を想定しているとしており、世界販売台数の増加による業績への寄与を期待した買いが向かった。

■鉄建 <1815> 320円  -10 (-3.0%)   本日終値
 19日、東証と日証金が鉄建 <1815> について20日売買分から信用取引に関する臨時措置を実施すると発表したことが嫌気された。東証は委託保証金率を現行の30%以上→50%以上(うち現金を20%以上)に、日証金も同様に貸借取引自己取引分などの増担保金徴収率を現行の30%→50%(うち現金を20%)とする。信用規制による人気離散を警戒した売りが向かった。

■日本郵船 <9101> 316円  -5 (-1.6%)   本日終値
 郵船 <9101> が下げ幅を拡大し3日ぶりに反落。商船三井 <9104> も3日ぶりに大幅反落し、川崎汽 <9107> は変わらずを挟み3日ぶりに反落しており、業種別株価指数で海運は値下がり率1位と冴えない展開となった。同社株は前日に323円を付け、9月11日の年初来高値に顔合わせしたばかりとあって利益確定売りが広がったようだ。外航バラ積み船運賃の総合指数であるバルチック海運指数は19日、1860と5連騰し2011年12月20日以来の高水準に上昇した。しかし、同社株だけでなく、商船三井は前日に5月23日以来の高値を付けるなど、海運大手3社株は同指数の上昇を映して好人気となってきたことから利益確定売りなどが出やすくなっていた。

■AGCap <6993> 69円  +29 (+72.5%)   本日終値
 19日に発表した「中古品ブランド販売の『大黒屋』の持ち株会社ディーワンダーランド(非上場)の株式をTOB(株式公開買い付け)で取得へ」が買い材料。

■ASB機械 <6284> 1,842円  +86 (+4.9%)   本日終値
 19日、東証がASB機械 <6284> [東証2]を26日付で市場1部に指定替えすると発表したことが買い材料。TOPIX連動型ファンドの組み入れ需要を見越した先回り的な買いに加え、知名度の高まりや株式流動性の向上を期待する買いが向かった。

■サクサホールディングス <6675> 158円  -13 (-7.6%)   本日終値  東証1部 下落率2位
 19日、サクサ <6675> が14年3月期の連結経常損益を従来予想の7億5000万円の黒字→7億5000万円の赤字(前期は5億3400万円の黒字)に下方修正し、一転して赤字見通しとなったこと売り材料。オフィス向け固定電話の販売が伸び悩むことや、為替の円安で原材料の調達コストが想定より膨らみ、採算の悪化が響く。同時発表した4-9月期(上期)の連結経常損益も従来予想の5000万円の黒字→7億5000万円の赤字(前年同期は2億3000万円の黒字)に下方修正し、一転して赤字見通しとなった。

■大豊建設 <1822> 282円  -7 (-2.4%)   本日終値
 19日、東証と日証金が大豊建 <1822> について20日売買分から信用取引に関する臨時措置を実施すると発表したことが嫌気された。東証は委託保証金率を現行の30%以上→50%以上(うち現金を20%以上)に、日証金も同様に貸借取引自己取引分などの増担保金徴収率を現行の30%→50%(うち現金を20%)とする。信用規制による人気離散を警戒した売りが向かった。

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