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【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(2):シャープ、フィンテック、東京個別、東亜バル

■シャープ <6753> 375円  -1 (-0.3%)   本日終値
 18日、シャープ <6753> が国内外で4億0800万株の公募増資とオーバーアロットメントによる売り出しに伴う4200万株の第三者割当増資、LIXILグ <5938> 、マキタ <6586> 、デンソー <6902> の3社を引受先とする第三者割当増資5021万8000株を実施すると発表。新株発行が最大で発行済み株式数の42%におよぶ規模とあって、株式価値の希薄化や株式の需給悪化が懸念された。発行価格は10月7日から9日までのいずれかの日に決定。公募で最大約1489億円、第三者割当で約175億円を調達する。大型増資の実現で財務不安を和らげるのが狙い。朝方はLIXILグループ、マキタ、デンソーとの事業面での相乗効果や自己資本比率の向上など財務体質の改善に期待する買いで続伸して始まったものの、株式価値の希薄化を懸念する売りに押し返された。

■フィンテック <8789> 3,820円  +700 (+22.4%) ストップ高    本日終値
 18日、フィンテック <8789> [東証M]が「太陽光発電に係わる投資機会を提供する事業をレオパレス <8848> と共同で実施する」と発表したことが買い材料。

■東京個別指導学院 <4745> 216円  +11 (+5.4%)   本日終値
 18日、東京個別 <4745> が14年2月期第2四半期累計(3-8月)の経常損益(非連結)を従来予想の3億1100万円の赤字→7700万円の赤字(前年同期は2億3000万円の赤字)に上方修正し、赤字幅が縮小する見通しとなったことが買い材料。Webマーケティングや自社コールセンターの強化、初となるテレビCMの実施など、新規生徒獲得につながる施策を積極的に実施した結果、新規入会者数は大幅に増加し、在籍生徒数も前期実績を上回って堅調に推移した。また、夏期講習会も好調であったことが赤字縮小につながった。

■東亜バル <6466> 1,209円  +29 (+2.5%)   本日終値
 18日、東亜バル <6466> [東証2] が13年9月期の連結経常損益を従来予想の7億円の赤字→2億円の赤字(前期は11.6億円の黒字)に上方修正し、赤字幅が縮小する見通しとなったことが買い材料。期初には想定していなかった原発向けシビアアクシデント対策用バルブなどの受注・売上や、固定費の圧縮を中心とした原価低減策などに加え、昨年春より実施している収益改善プロジェクトの「七本の矢」作戦による収益拡大策が奏功した。

■フルスピード <2159> 37,050円  +600 (+1.7%)   本日終値
 18日、フルスピード <2159> [東証M]が10月31日現在の株主を対象に1→100の株式分割を実施し、同時に100株の単元株制度を採用すると発表したことが買い材料。最低投資金額は変わらないものの、株式流動性の向上と投資家層の拡大を期待する買いが向かった。

■キリンホールディングス <2503> 1,424円  +58 (+4.3%)   本日終値
 19日付の朝刊で「コンビニ限定強化、高級ビール先行発売」と一部報じられたことが買い材料視された。

■バンナムHD <7832> 1,798円  +58 (+3.3%)   本日終値
 19日付の朝刊で「サンスター文具を子会社化」と一部報じられたことが買い材料視された。

■三井住友トラ <8309> 500円  +16 (+3.3%)   本日終値
 大和証券が18日付で投資判断を「2→1」に引き上げ、目標株価を500円→550円に増額したことが買い材料視された。

■カネカ <4118> 649円  +17 (+2.7%)   本日終値
 19日付の朝刊で「10月出荷分から塩ビ樹脂10%値上げへ」と一部報じられたことが買い材料視された。

■淀川製鋼所 <5451> 452円  +11 (+2.5%)   本日終値
 18日に発表した「市川工場の冷間圧延機が稼働を再開」が買い材料。

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