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【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(2):FJネクスト、東インキ、テンポス、APカンパニ

■エフ・ジェー・ネクスト <8935> 560円  +32 (+6.1%)   本日終値
 10日、FJネクスト <8935> [東証2] が14年3月期の連結経常利益を従来予想の33億円→44.5億円に34.8%上方修正。従来の13.6%減益予想から一転して16.5%増益見通しとなったことが買い材料。期末に完成する物件の一部前倒し販売ができる見込みとなり、売上が計画を上回ることが寄与する。利益率の高いワンルームマンションの販売好調や販管費の抑制も利益を押し上げる。前日終値ベースの予想PERが7.7倍→6.1倍に低下し、割安感がさらに強まったことも買いに拍車を掛けた。

■東京インキ <4635> 207円  +9 (+4.6%)   本日終値
 東インキ <4635> [東証2]が急伸。日経産業新聞が11日付で「東京インキは斜面の耐震性を高める補強工事で、従来より工期を半分に短縮できる工法を確立した。鉄道の線路脇の斜面工事などを主用途に想定している」と報じたことが買い材料視された。報道によると、新工法は従来のコンクリート打設に代わり、主として同社が開発した高密度ポリエチレン樹脂シートを並べて斜面を覆う。工期短縮や材料費の低減により総工費も2割程度減らすことが可能としており、新工法の普及による業績貢献に期待する買いが向かった。

■テンポスバスターズ <2751> 267,500円  +11,600 (+4.5%)   本日終値
 10日、テンポス <2751> [JQ]が決算を発表。14年4月期第1四半期(5-7月)の連結経常利益は前年同期比36.3%増の4億円に拡大したことが買い材料。猛暑の影響で冷蔵庫やかき氷機などの買い替え需要が高まり、採算の良いプライベートブランド商品が伸びたことが寄与した。同時に期末一括配当を従来計画の3.66円→4円(前期は1→300の分割考慮前で1100円)に増額修正したことも支援材料となった。

■エー・ピーカンパニー <3175> 2,265円  +54 (+2.4%)   本日終値
 10日、東証がAPカンパニ <3175> [東証M]を25日付で市場1部に指定替えすると発表したことが買い材料。東証は2日に市場1部または2部へ市場変更すると発表していたが、1部市場への指定替えが決まったことでTOPIX連動型ファンドの組み入れ需要を見越した先回り的な買いに加え、知名度の高まりや株式流動性の向上を期待する買いが向かった。

■キーウェア <3799> 1,654円  -500 (-23.2%) ストップ安    本日終値
 10日、東証と日証金がキーウェア <3799> [東証2]について11日売買分から信用取引に関する臨時措置を実施すると発表したことが嫌気された。東証は委託保証金率を現行の30%以上→50%以上(うち現金を20%以上)に、日証金も同様に貸借取引自己取引分などの増担保金徴収率を現行の30%→50%(うち現金を20%)とする。信用規制による人気離散を警戒した売りが向かった。

■LCAHD <4798> 7円  -1 (-12.5%)   本日終値
 10日に発表した「CAL社との業務提携の方針を変更」が売り材料。

■藤商事 <6257> 127,200円  +5,700 (+4.7%)   本日終値
 10日に業績修正を発表。「上期経常を一転5%増益に上方修正・最高益更新へ」が好感された。
 藤商事 <6257> [JQ] が9月10日大引け後(15:00)に業績修正を発表。14年3月期第2四半期累計(4-9月)の経常利益(非連結)を従来予想の40億円→62億円(前年同期は59.1億円)に55.0%上方修正し、一転して4.8%増益を見込み、3期連続で上期の過去最高益を更新する見通しとなった。
  ⇒⇒藤商事の詳しい業績推移表を見る

■ユーグレナ <2931> 6,630円  +290 (+4.6%)   本日終値
 10日に発表した「バングラデシュに初の海外拠点を開設」が買い材料。

■日本ケミコン <6997> 446円  +16 (+3.7%)   本日終値
 11日付の朝刊で「車載電気二重層キャパシターが『フィット』に採用」と一部報じられたことが買い材料視された。

■浜松ホトニクス <6965> 3,565円  +110 (+3.2%)   本日終値
 11日付の朝刊で「運びやすいガンマ線撮像用カメラを製品化」と一部報じられたことが買い材料視された。

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