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【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(1):カナモト、クックパッド、日東電、ジーエヌアイ

■カナモト <9678> 2,624円  +265 (+11.2%)   本日終値
 6日、カナモト <9678> が決算を発表。13年10月期第3四半期累計(12年11月-13年7月)の連結経常利益が前年同期比2.2倍の83.2億円に急拡大して着地したことが買い材料。震災復興事業の本格化や補正予算の執行などによる需要拡大に加え、昨年6月に同業のユナイトを買収した効果で、36.7%の大幅増収となったことが寄与した。直近3ヵ月の第3四半期(5-7月Q)の同利益は2.9倍の16億円と好調を持続しているうえ、通期計画の92.3億円に対する進捗率は90.2%に達しており、業績上振れを期待する買いが向かった。

■クックパッド <2193> 3,165円  +304 (+10.6%)   本日終値
 9日付の朝刊で「コーチ・ユナイテッドを子会社化」と一部報じられたことが買い材料視された。
 6日に決算を発表。「5-7月期(1Q)経常は50%増益で着地」が好感された。
 クックパッド <2193> が9月6日大引け後(15:30)に決算を発表。14年4月期第1四半期(5-7月)の経常利益(非連結)は前年同期比49.8%増の8.2億円に拡大した。
  ⇒⇒クックパッドの詳しい業績推移表を見る

■日東電工 <6988> 6,240円  +550 (+9.7%)   本日終値
 6日、日本経済新聞社が日経平均株価の構成銘柄の定期見直しに伴い、日東電 <6988> を26日に新規採用すると発表したことが買い材料。パッシブ型インデックスファンドの買い入れ需要に期待する買いが向かった。なお、除外銘柄は三菱紙 <3864> と共同持ち株会社の設立に伴い上場廃止となる東急不 <8815> 。三菱紙は流動性の低下を理由に10月2日に除外となり、同日、東急不の事業を継承する東急不動産ホールディングスが採用される。一方、日経平均株価への新規採用が一部で期待されていた任天堂 <7974> は失望売りに押されて続急落。

■ジーエヌアイグループ <2160> 416円  +34 (+8.9%)   本日終値
 6日、ジーエヌアイ <2160> [東証M]が、子会社の上海ジェノミクス社がカナダで「F647」と「F351」の放射線性肺炎治療用途に関する特許、インドで「F351」の物質、製造方法、線維症治療用途に関する特許査定の通知を受領したと発表したことが買い材料。特許成立を受けて、両国における知的財産権の強化に伴う収益拡大に期待する買いが優勢となった。なお、「F351」についてはすでに中国、オーストラリア、カナダ、米国、日本、欧州で特許が成立している。

■電通 <4324> 3,500円  +240 (+7.4%)   本日終値
 東京オリンピック関連として買われる。6日に発表した「8月単体売上高は前年比16.8%増」も買い材料。

■楽天 <4755> 1,346円  +84 (+6.7%)   本日終値
 楽天 <4755> [JQ]が続急伸。日経新聞が7日付で「楽天はインターネット通販『楽天市場』のデータなどを活用する効率的な広告の仕組みを開発した」と報じたことが買い材料視された。報道によると、楽天グループが持つデータを基に、性別、年齢、楽天市場での閲覧分野など顧客属性を絞り込んで様々なサイトに広告を出すことが可能で、この仕組みを広告代理店や企業に販売していくという。閲覧履歴に応じて広告の効果を高められるとあって、今後の業績貢献に期待する買いが向かった。

■コナミ <9766> 2,238円  +130 (+6.2%)   本日終値
 米カジノ大手が東京進出を準備と報じられ、カジノ関連として注目された。7日付の朝刊で「米ロスにゲームの開発拠点を新設」と一部報じられたことも買い材料視された。

■綜合警備保障 <2331> 1,971円  +111 (+6.0%) 一時ストップ高    本日終値
 東京オリンピック関連株として注目。8日付の朝刊で「高齢者見守りサービス、月2000円台」と一部報じられたことも買い材料視された。

■三越伊勢丹 <3099> 1,414円  +72 (+5.4%)   本日終値
 9日付の朝刊で「15年春に東京・原宿に『アルタ』を開業」と一部報じられたことが買い材料視された。

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