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【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(1):ファンコミ、東急不、ぐるなび、カルビー

■ファンコミ <2461> 3,070円  +200 (+7.0%)   本日終値
  8月30日、ファンコミ <2461> [JQ]が9月30日現在の株主を対象に1→2の株式分割を実施すると発表したことが買い材料。 最低投資金額が現在の2分の1に低下することから、株式流動性の向上と投資家層の拡大を期待する買いが向かった。

■東急不動産 <8815> 963円  +49 (+5.4%)   本日終値
 2日付の朝刊で「私募REITに参入、介護施設も対象」と一部報じられたことが買い材料視された。

■ぐるなび <2440> 1,337円  +60 (+4.7%)   本日終値
 ぐるなび <2440> が大幅反発。日経新聞が8月31日付で「飲食店検索サイトのぐるなびは、飲食店の個室の詳細を検索できるサービスを来年2月をメドに始める」と報じたことが買い材料視された。報道によると「現在は個室の有無の確認にとどまっているが、テーブル席や座敷、部屋の広さ、利用できる人数などの情報を飲食店から聞き取りデータベースを構築する」としている。個室の詳細を検索可能にすることが使い勝手の向上につながるとみられ、サイトの利用者増に期待した買いが向かった。

■カルビー <2229> 9,900円  +310 (+3.2%)   本日終値
  8月30日、カルビー <2229> が9月30日現在の株主を対象に1→4の株式分割を実施すると発表したことが買い材料。 最低投資金額が現在の4分の1に低下することから、株式流動性の向上と投資家層の拡大を期待する買いが向かった。

■タムロン <7740> 1,955円  +51 (+2.7%)   本日終値
 タムロン <7740> が大幅続伸。日経新聞が1日付で「カメラレンズ大手のタムロンはベトナム工場を増強する」と報じたことが買い材料視された。報道によると「2015年までに最大で60億円を投じ、デジタル一眼レフカメラの交換用レンズの生産設備を導入する」という。年間生産台数は15年度に200万台以上を目指すとしており、ベトナム工場増強による市場開拓拡大を期待した買いが向かった。

■メディパル <7459> 1,117円  +20 (+1.8%)   本日終値
 メディパル <7459> が7日ぶりに反発。日経新聞が8月31日付で「医薬品卸大手のメディパルホールディングスは創薬支援事業に乗り出す」と報じたことが買い材料視された。報道によると「希少疾病医薬品を扱う創薬ベンチャー(VB)などに開発資金として年間約20億円を投資する」という。医薬品卸が創薬支援を本格的に手がけるのは初で、新薬は同社が独占販売権を確保するとしており、将来的な業績への寄与を期待した買いが向かった。

■伊藤園 <2593> 2,232円  +18 (+0.8%)   本日終値
 伊藤園 <2593> が反発。日経新聞が8月31日付で「伊藤園の2013年5~7月期の連結営業利益は、前年同期に比べ7%増え55億円程度になったもようだ」と報じたことが買い材料視された。報道によると「主力の日本茶飲料『お~いお茶』の製法やパッケージを刷新した効果が出た」という。販促費を積み増しや、輸送費などのコスト上昇を増収で吸収するとしており、業績好調報道を好感した買いが向かった。

■大塚ホールディングス <4578> 2,973円  -72 (-2.4%)   本日終値
 シティグループ証券が8月30日付で大塚HD <4578> の投資判断を「1(強気)→2(中立)」に引き下げ、目標株価を4100円→3200円に減額したことが嫌気された。同社の低ナトリウム血症治療薬サムスカについて適応拡大を米FDAから承認されなかったことを受け、同証券では業績見通しを下方修正した。

■ダイサン <4750> 604円  +100 (+19.8%) ストップ高    本日終値
  8月30日、ダイサン <4750> [東証2] が決算を発表。14年4月期第1四半期(5-7月)の経常利益(非連結)が前年同期比4.0倍の3.6億円に急拡大して着地したことが買い材料。 消費増税前の駆け込みなどによる住宅需要の増加を背景に、足場の施行サービスが好調だった。付加価値提案による施工単価の改善や利益率の高いビケ足場の販売拡大も利益を押し上げた。 上期計画の5億円に対する進捗率が72.6%に達したことで、業績上振れを期待する買いが殺到した。

■イナリサーチ <2176> 720円  +100 (+16.1%) ストップ高    本日終値
 2日午前、イナリサーチ <2176> [JQ]がバイオ医薬品分野での事業の拡大を目的として、住友化 <4005> の子会社で住化分析センター(非上場)と業務提携契約をすると発表したことが買い材料。業務提携の内容は、同社が得意とするサルを用いた非臨床試験において、両社の強みを生かしたサービス・商品を提供。両社が協力して営業活動を行うとともに、必要な市場調査や技術的検討と技術紹介資料の作成などにも連携する。また、将来的にはバイオ医薬品以外でも広い分野における協調や両社の持つ人材・施設・設備といった経営資源のよりフレキシブルな活用を視野に入れた関係構築を模索するとしている。今回の業務提携を契機として、より一層のサービスの向上に努め、両社の非臨床試験分野におけるプレゼンスを高めるという。

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