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【注目】話題株ピックアップ【昼刊】:ガンホー、沢井製薬、テンプHD、Bブライダル

■ガンホー <3765> 69,000円  +5,000 (+7.8%)   11:30現在
 27日、ガンホー <3765> [JQ]がスマートフォン用ゲーム「パズル&ドラゴンズ」を任天堂 <7974> のゲーム機「3DS」用に作り変えたゲームソフト「パスドラZ」を12月12日に発売すると発表したことが買い材料視された。パズルRPG「パズル&ドラゴンズ」の世界観はそのままに、よりストーリー性やゲーム性に奥深さが加わったニンテンドー3DS向けのパズルRPGとなるという。価格はパッケージ版が4400円、ダウンロード版が4000円となる。また、28日付の日経新聞では「100万本の販売を目指す」と報じており、業績への寄与を期待する買いが向かった。

■沢井製薬 <4555> 12,980円  +40 (+0.3%)   11:30現在
 27日、沢井製薬 <4555> が9月30日現在の株主を対象に1→2の株式分割を実施すると発表したことが買い材料。最低投資金額が現在の2分の1に低下することから、株式流動性の向上と投資家層の拡大を期待する買いが向かった。また、SMBC日興証券が27日付で投資判断を「2(中立)→1(強気)」に引き上げ、目標株価を1万4000円→1万6000円に増額したことも支援材料。

■テンプホールディングス <2181> 2,280円  -214 (-8.6%)   11:30現在  東証1部 下落率3位
 27日、テンプHD <2181> が700万株の公募増資とオーバーアロットメントによる売り出しに伴う100万株の第三者割当増資を実施し、併せて公募による新株予約権付社債(転換社債=CB)150億円を発行し、最大約324億円を調達すると発表したことが売り材料。新株発行が最大で発行済み株式数の12.2%規模とあって、株式価値の希薄化や株式の需給悪化が嫌気された。発行価格は9月9日から11日までのいずれかの日に決定。公募増資とCB発行による調達資金約324億円についてはインテリジェンスホールディングス買収のために借り入れた買収資金の返済などに充てる。

■ベストブライダル <2418> 698円  -38 (-5.2%)   11:30現在
 いちよし経済研究所が27日付で投資判断を「A→B」に引き下げ、フェアバリューを1240円→900円に減額したことが売り材料視された。

■石川製作所 <6208> 144円  +20 (+16.1%)   11:30現在  東証1部 上昇率トップ
 機雷・弾火薬などを製造する石川製 <6208> 、防塵・防毒マスクの重松製 <7980> [JQ]、自衛隊向け照明弾・発煙筒の大手の細火工 <4274> [JQ]、船舶・航空計器大手の東京計器 <7721> など防衛関連株が軒並み高。日経新聞が28日付で「オバマ米政権は内戦が続くシリアでアサド政権が大量の化学兵器を使ったと判断し、政府や軍の施設をシリア近くに配備している駆逐艦から巡航ミサイルで空爆する案を検討し始めた」と報じたことが買い材料視された。報道によると「オバマ大統領は国際社会の反応を見極めながら最終判断する方針だが、数日中にも軍事行動に踏み切るとの情報もある」としている。地政学リスクの高まりを背景に豊和工 <6203> 、日本アビオ <6946> [東証2]といった関連株に思惑買いが向かった。

■アプリックス <3727> 457円  +42 (+10.1%)   11:30現在
 アプリックス <3727> [東証M]が急反発。日経産業新聞が28日付で「ソフト開発のアプリックスIPホールディングスは、健康機器や住宅設備機器をスマートフォン(スマホ)と無線接続して利用する際に、個人情報などの漏洩を防ぐサービスを8月末から開始する」と報じたことが買い材料視された。報道によると「暗号技術とクラウドコンピューティングの仕組みを組み合わせることで、安全性を高める」という。同社では今後、機器間通信のセキュリティーに対する需要が高まると判断しており、サービス市場の拡大による業績への寄与を期待した買いが向かった。

■内田洋行 <8057> 268円  +12 (+4.7%)   11:30現在  東証1部 上昇率3位
 27日、内田洋 <8057> が13年7月期の連結経常利益を従来予想の7.5億円→12億円に60.0%上方修正。増益率が3.6倍→5.7倍に拡大する見通しとなったことが買い材料。子会社におけるマイクロソフト製ソフトウエアの大企業向けライセンス販売の好調が寄与した。企業年金の運用改善による退職給付費用の減少や経費抑制も利益を押し上げた。5月末に前期業績を大幅下方修正(経常利益を14億円→7.5億円)していただけに、ポジティブ・サプライズとなった。

■JFEシステムズ <4832> 87,000円  +3,500 (+4.2%)   11:30現在
 27日、JFEシステ <4832> [東証2]が9月30日現在の株主を対象に1→100の株式分割を実施し、同時に100株の単元株制度を採用すると発表したことが買い材料。最低投資金額は変わらないものの、株式流動性の向上と投資家層の拡大を期待する買いが向かった。

■ビジ太田昭 <9658> 652円  +1 (+0.2%)   11:30現在
 27日、ビジ太田昭 <9658> [JQ]が発行済み株式数(自社株を除く)の9.05%にあたる53万株(金額で3億4503万円)を上限に、28日朝の東証の自己株式立会外買付取引「ToSTNet-3」で自社株買い(買い付け価格は27日終値651円)を実施すると発表したことが買い手掛かり。需給改善や株式価値の向上といった株主還元が好感されたほか、株価浮揚策としてもポジティブに受け止められた。

■IHI <7013> 394円  -12 (-3.0%)   11:30現在
 28日付の朝刊で「イプシロン打ち上げ中止、原因解明急ぐ」と一部報じられたことが売り材料視された。

■JVCケンウッド <6632> 204円  -13 (-6.0%)   11:30現在
 みずほ証券が27日付で投資判断を「買い→中立」に引き下げ、目標株価を300円→220円に減額したことが売り材料視された。

■アマガサ <3070> 728円  +15 (+2.1%)   11:30現在
 27日に業績修正を発表。「上期経常を27%上方修正」が好感された。
 アマガサ <3070> [JQG] が8月27日大引け後(15:30)に業績修正を発表。14年1月期第2四半期累計(2-7月)の連結経常利益を従来予想の1.2億円→1.6億円(前年同期は1.6億円)に27.3%上方修正し、減益率が24.3%減→3.6%減に縮小する見通しとなった。
  ⇒⇒アマガサの詳しい業績推移表を見る

■GSユアサ <6674> 463円  +9 (+2.0%)   11:30現在
 シティグループ証券が27日付で投資判断を「2→1」に引き上げ、目標株価を440円→520円に増額したことが買い材料視された。

■パイオニア <6773> 165円  -3 (-1.8%)   11:30現在
 みずほ証券が27日付で投資判断を「買い→中立」に引き下げ、目標株価を280円→170円に減額したことが売り材料視された。

●ストップ高銘柄
 アイル <3854> 889円  +150 (+20.3%) ストップ高    11:30現在
 キーウェア <3799> 920円  +150 (+19.5%) ストップ高    11:30現在
 エスプール <2471> 656円  +100 (+18.0%) ストップ高買い気配    11:30現在
 など、3銘柄

●ストップ安銘柄
 なし

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