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【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(1):KLab、群栄化、アマダ、FCC

■KLab <3656> 1,002円  +150 (+17.6%) ストップ高    本日終値  東証1部 上昇率トップ
 KLab <3656> がストップ高。日経新聞が23日付で、「携帯ゲーム中堅のKLabは米国のスマートフォン(スマホ)向けゲーム大手のカバム(カリフォルニア州)と業務提携した」と報じたことが買い材料視された。報道によると「9月からカバムの事業基盤を活用し欧米でスマホ向けゲームアプリ(応用ソフト)を配信する」という。拡大する欧米市場の開拓による収益への貢献を期待する買いが向かった。

■群栄化学工業 <4229> 550円  +43 (+8.5%)   本日終値  東証1部 上昇率2位
 産学官が連携する次世代3Dプリンターの開発プロジェクトに参画する群栄化 <4229> 、試作品の3次元データを生成するCAD/CAMシステムを手掛けるアンドール <4640> [JQ]、米2社の3Dプリンターを販売するMUTOH <7999> 、グループのイグアスが米3Dシステムズ社の3Dプリンターを販売するJBCCHD <9889> など3Dプリンター関連株が軒並み高。23日朝、NHKが「3Dプリンターの開発を国内でも進めようと、経済産業省はさまざまな分野のメーカなどが参加する開発プロジェクトを始めることになり、来年度予算案の概算要求に必要な経費を盛り込む方針」と報じたことが買い材料視された。報道によると、官民挙げた取り組みで日本に先行する欧米勢に対抗するため、経産省は開発を後押しし、5年後をメドに価格半分の3Dプリンターと加工しやすい金属素材の開発を目指すという。報道を受けて、アルテック <9972> 、あいHD <3076> 、ナブテスコ <6268> 、ロランドDG <6789> といった関連株も高い。

■アマダ <6113> 769円  +39 (+5.3%)   本日終値
 23日付の朝刊で「上期営業益は45億円に10億円上振れへ」と一部報じられたことが買い材料視された。

■エフ・シー・シー <7296> 2,302円  +111 (+5.1%)   本日終値
 22日に発表した「米子会社がクライスラーから新規受注」が買い材料。

■ナカニシ <7716> 13,770円  +660 (+5.0%)   本日終値
 いちよし経済研究所が22日付で投資判断を「B→A」に引き上げ、フェアバリューを1万6000円→1万8000円に増額したことが買い材料視された。

■ユナイテッドアローズ <7606> 3,980円  +105 (+2.7%)   本日終値
 Uアローズ <7606> が続伸。日経新聞が23日付で「ユナイテッドアローズの竹田光広社長は日本経済新聞の取材に対し、2015年3月期以降に『年平均9%の経常増益を目安に増収増益を追求していく』との方針を示した」と報じたことが買い材料視された。報道によると「国内で高水準の新規出店を続け、海外出店にも乗り出す。気候や流行の変化に素早く対応できる体制作りも継続する方針だ」という。計画達成に向け、利益と投資のバランスを見ながら成長するとしており、利益目標達成を期待する買いが向かった。

■三菱自動車工業 <7211> 1,113円  +28 (+2.6%)   本日終値
 三菱自 <7211> が大幅反発。日経新聞が23日付で「三菱自動車は2015年をめどにフィリピンに新工場を建設する」と報じたことが買い材料視された。報道によると「約200億円を投じ小型車や多目的スポーツ車(SUV)などを年20万台生産する」という。成長が見込める東南アジアでの生産能力強化よる収益拡大を期待した買いが向かった。

■琉球銀行 <8399> 1,300円  +32 (+2.5%)   本日終値
 22日、琉球銀 <8399> が発行済み株式数の0.77%にあたる30万株の自社株を消却すると発表したことが買い手掛かり。需給改善や株式価値の向上といった株主還元が好感されたほか、株価浮揚策としてもポジティブに受け止められた。消却予定日は30日。

■秋田銀行 <8343> 275円  +4 (+1.5%)   本日終値
 22日、秋田銀 <8343> が発行済み株式数(自社株を除く)の1.67%にあたる320万株(金額で8億9600万円)を上限に自社株を、23日朝の東証の自己株式立会外買付取引「ToSTNet-3」において22日終値271円で買い付けると発表したことが買い手掛かり。需給改善や株式価値の向上といった株主還元が好感されたほか、株価浮揚策としてもポジティブに受け止められた。

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