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【材料】澁谷工業がストップ高買い気配、「iPS細胞シートの量産装置を開発」

 渋谷工 <6340> とニコン <7731> が高い。日経新聞が15日付で「理化学研究所やニコンなどは、iPS細胞を使った再生医療を低コストで実現するための技術を共同開発する。2017年度をメドに病気や事故で傷ついたところに移植する『細胞シート』の量産技術を確立する」と報じ、同報道のなかで「理研発のベンチャーの日本網膜研究所(福岡市)、ニコン、渋谷工業が量産装置を開発する」と紹介したことが買い材料視された。

 経産省によると、製造装置などを含めた再生医療の世界市場は12年の3400億円から30年には17兆2000億円に膨らむ見通しとしており、将来的な業績への寄与を期待した買いが向かった。

 株価はニコンが反発し、渋谷工は400円ストップ高の2180円買い気配となっている。
(「株探」編集部)

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