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【市況】米国株見通し:伸び悩みか、GDP減速なら買戻し

NASDAQ <日足> 「株探」多機能チャートより

(13時30分現在)

S&P500先物      5,074.50(-33.00)
ナスダック100先物  17,458.25(-206.25)


米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は軟調、NYダウ先物は80ドル安。米金利は底堅く、本日の米株式市場は売り先行となりそうだ


24日の主要3指数はまちまち。ダウは42ドル安の38460ドルと5日ぶりにマイナスへ沈んだ。この日発表された耐久財受注はほぼ想定通りで、引き締め的な金融政策を後押しした。ただ、長期金利の上昇は抑制されたことから、全般的に買戻しが入りやすい地合いとなった。一方、テスラは決算発表で収益悪化を示したものの、今後の新車投入計画が好感された。ただ、主力ハイテクの業績を見極めようと積極的な買いは抑制された。


本日は伸び悩みか。今晩の1-3月期国内総生産(GDP)速報値は前期比年率で減速が予想され、連邦準備制度理事会(FRB)の引き締め的な政策を弱めるとの見方から買い先行となりそうだ。半面、個人消費の鈍化が顕著なら経済の腰折れへの警戒が強まり、買いを抑制する可能性も。一方、取引時間中に発表されるキャタピラーなど主力企業の業績が相場に影響を与える見通し。ただ、明日のコアPCE価格指数を控え買いは慎重とみる。

《TY》

 提供:フィスコ

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