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【材料】IBMが決算受け時間外で8%下落 コンサルティング部門の需要低迷 ハシコープの買収を正式に発表=米国株個別

(NY時間17:19)(日本時間06:19)時間外
IBM<IBM> 169.30(-14.80 -8.04%)

 IBM<IBM>が時間外で8%下落。引け後に1-3月期決算(第1四半期)を発表し、1株営業利益は予想を上回ったものの、売上高が予想を下回った。コンサルティング部門の需要が引き続き低迷している。

 クリシュナCEOは声明で「ハイブリッド・クラウドとAI戦略の強みを反映し、堅調な売上高とフリーキャッシュフロー(FCF)の成長で年初を迎えた」と述べた。また、「ワトソンXと生成AIは再び力強い勢いを見せ、第1四半期で増加し、2023年半ばにワトソンXを立ち上げて以来、現在10億ドルを超えている」とも述べた。

 また、同社はクラウドのハシコープ<HCP>を1株35ドルの現金で買収する計画を正式に発表。両社の統合ポートフォリオは顧客が増大するアプリケーションとインフラの複雑性を管理し、AI時代のために設計された包括的なハイブリッド・クラウド・プラットフォームを構築するのを支援するという。

(1-3月・第1四半期)
・1株営業利益:1.68ドル(予想:1.59ドル)
・売上高:144.6億ドル(予想:145.5億ドル)
  ソフトウェア:59億ドル
  コンサルティング:52億ドル
  インフラストラクチャー:30.8億ドル
  ファイナンス:1.93億ドル
・粗利益率(調整後):54.7%
・FCF:19.1億ドル

(通期見通し)
・売上高:1桁台半ば
・FCF:約120億ドルを維持

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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