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【通貨】外為サマリー:154円70銭台で推移、午後は狭いレンジでのもみ合いに

米ドル/円 <日足> Slowストキャス 「株探」多機能チャートより
 23日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=154円76銭前後と前日午後5時時点に比べ10銭強のドル高・円安となっている。

 中東情勢悪化への懸念が後退するなか、前日のニューヨーク市場では米長期金利の高止まりを受けて一時154円80銭台半ばと34年ぶりのドル高・円安水準をつけた。この流れを引き継ぎ、きょうの東京市場も高値圏でスタート。鈴木俊一財務相が参院財政金融委員会で為替介入の実施に向けた環境が整ったとの認識を示し、午前10時過ぎに一時154円65銭近辺まで軟化する場面があった。その後は持ち直し、午後に入ってからは154円70銭台の狭いレンジでのもみ合いに終始。日米金利差を背景としたドル買い・円売りの流れが引き続き意識される一方、為替介入への警戒感も根強く続いている。

 ユーロは対ドルでは1ユーロ=1.0650ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0008ドルのユーロ安・ドル高。対円では1ユーロ=164円84銭前後とほぼ同水準で推移している。


出所:MINKABU PRESS

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