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【材料】<動意株・23日>(大引け)=ミガロHD、タスキHD、三信電など(その2)

SDSHD <日足> 「株探」多機能チャートより
 SDSホールディングス<1711>=物色人気に急伸。同社は22日取引終了後、M&A及び事業投資などのための合弁会社を設立すると発表しており、これが材料視されているようだ。合弁会社の出資比率は、同社が35%、同社の筆頭株主である吉野勝秀氏が65%。グループ成長に寄与が期待できる企業・投資対象(太陽光発電設備など)への投資を検討していくとしている。

 東急建設<1720>=底値圏離脱の動き。東急系のゼネコン中堅で渋谷再開発など東急グループの受注獲得で業績回復トレンドが鮮明となっている。22日取引終了後、24年3月期の業績予想の修正を発表、営業利益は従来計画の62億円から82億円(前の期比61%増)と大幅増額、これをポジティブ視する買いを呼び込んでいる。開発事業の撤退に伴い過年度に計上した不動産事業等損失引当金が減少したほか、研究開発コストの後ろ倒しによる販管費減少なども寄与し、利益は会社側の従来見通しを上回る。また、好業績を背景に年間配当も従来計画に1円上乗せの37円(前の期実績36円)とすることも併せて発表しており、これを評価する買いを呼び込んだ。

 エルテス<3967>=動意含み。22日の取引終了後、社会問題化しているSNS型投資詐欺につながる、なりすまし詐欺広告の検知サービスを開始すると発表しており、材料視されている。近年、起業家やタレントなど著名人の画像を無断に使用した虚偽広告をフェイスブックやインスタグラムなどに広告出稿する行為が横行しており、これらの虚偽広告などを利用した違法な投資勧誘が社会問題となっていることを受けてリリースする。これまで同社には、著名なタレントと正式な広告契約を結ぶ広告主や、タレント事務所からの詐欺広告監視の相談が増加しており、これに対して同社では「なりすまし詐欺広告検知」をクライアントニーズに合わせてカスタマイズして提供していたが、今回Webリスクモニタリングサービスの正式ラインアップの一つとして提供することになったとしている。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:MINKABU PRESS

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