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【市況】日経平均VIは大幅に上昇、地政学リスクの高まりを警戒

日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより

日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は14時5分現在、前日比+2.84(上昇率13.22%)の24.33と大幅に上昇している。なお、今日ここまでの高値は27.82、安値は22.12。

今日の東京市場は売りが先行し、日経225先物は下落、日経VIは上昇して始まった。取引開始後は、中東の地政学リスクの高まりへの警戒感もあり、日経225先物は下げ幅を広げる展開となり、市場ではボラティリティーの高まりを警戒するムードが急速に高まり、日経VIは上昇幅を大きく広げる動きとなった。午後に入ると市場は落ち着きを取り戻し、日経225先物はやや下げ渋り、日経VIは昼頃に比べ上昇幅を縮める動きとなっている。


【日経平均VIとは】
日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向がある。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っている。

《SK》

 提供:フィスコ

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