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【注目】IMF専務理事、米国の金利および産業政策を世界が注視

 ゲオルギエワIMF専務理事がTVインタビューで、米国の金利および産業政策を世界が注視していると指摘し、米経済と基軸通貨ドルから波及的影響が及ぶ可能性があることを理由に挙げた。

 全ての目が米国に注がれていると発言。最大の問題は2つあるとし、まずはインフレと金利がどうなるか、そして政府の政策が一段と高圧的になっているこの世界を米国がどう進んでいくかだと述べた。

 ドルの持続的な上昇は他の通貨にとって懸念材料であり、特にそれがいつまで続くのかはっきりしないためだと説明。それが私が各国から聞いていることだとし、FRBは高金利をいつまで続けるのだろうかと問いかけた。

 一方、FRBが年内に利下げを開始するための条件は整うとIMFでは楽観しているとも指摘。FRBはまだ利下げの準備ができておらず、それは当然のことだと話した。どれくらい速いペースになるかどうかについては「金利の急低下に備える必要はないだろう」と語った。


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