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メディシノバ---進行型多発性硬化症の新薬開発において、フェーズ2b臨床治験の解析結果を発表


メディシノバ<4875>は2日、経口摂取可能な小分子化合物「MN-166(イブジラスト)」の進行型多発性硬化症(進行型MS)を適応とするSPRINT-MSフェーズ2b臨床治験のサブグループ解析結果を発表した。これによると、MN-166(イブジラスト)治療が持続する身体障害進行リスクを減少させる効果は、再発を伴わない二次性進行型MS のサブグループにおいて最も強い傾向がみられたという。

本解析は、米国立神経疾患脳卒中研究所(NINDS)傘下のNeuroNEXTネットワーク、クリーブランド・クリニック、米国多発性硬化症協会及び同社との共同治験で、EDSS(総合障害度評価スケール)を用いて行う臨床的に有意な治療効果評価において、MN-166の治療効果が、どのタイプの進行型MS患者で最も高いかを調べる目的で行われた。

再発を伴わない二次性進行型MS患者の長期治療に対してFDAから承認された薬はまだないため、本治療薬領域には大きな市場機会があると期待される。

《SF》

 提供:フィスコ

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