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USEN-NEXT HOLDINGS---既存の商品やサービスの価値向上と新商品や新サービスの提供で順調


USEN-NEXT HOLDINGS<9418>は11日、2019年8月期第1四半期(2018年9-11月)連結決算を発表した。売上高が397.57億円、営業利益が18.36億円、経常利益が15.45億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が6.74億円となった。2018年8月期における決算期変更及びセグメント変更による影響で一部対前期増減率を記載していない。

店舗サービス事業の売上高は109.85億円、営業利益は21.77億円となった。店舗及び商業施設向けサービスのラインナップの充実を企図し、音楽配信サービスやIoTサービスを中心に、事業環境の構築から集客・販売促進までトータル的なソリューションの提供やサポートを提案し、”店舗総合支援サービスのUSEN”として顧客との取引維持拡大、新規顧客の獲得及びブランド力の向上に取り組んだ。

通信事業の売上高は98.76億円、営業利益は7.52億円となった。ブロードバンドインターネット回線の販売代理は小規模事業者向けを中心とした新規獲得活動に取り組んだ。また、ネットワーク関連サービスやクラウドサービス、データセンターサービス等を手掛けており、オフィスのICT環境構築をワンストップで提供する体制作りに引き続き取り組んでいる。

業務用システム事業の売上高は41.70億円、営業利益は6.12億円となった。ホテル管理システム等の新商品の市場投入や提案型営業を強化することで、市場浸透率の向上とシェアの拡大に取り組んだ。戦略的提携でレジャーホテルの認知度の向上と利用促進を図っている。

コンテンツ配信事業の売上高は76.10億円、営業利益は0.26億円となった。ユーザーエクスペリエンスの改良、コンテンツの拡充やマーケットの開拓を進め、契約者数を伸ばしている。

エネルギー事業の売上高は63.08億円、営業損失は1.51億円となった。高圧および低圧電力を中心に販売しており、事業開始以来契約者数は順調に増加している。2018年10月から都市ガスである「USEN GAS」の販売を開始した。

メディア事業の売上高は13.38億円、営業利益は0.64億円となった。グルメレストラン情報サイトでは関連書籍の出版、ウェディング事業ではドローンを活用した会場紹介や結婚式の撮影のサービスを開始し、メディア力の強化を推進した。

2019年8月期通期の連結業績予想は、売上高が1,700億円、営業利益が80億円、経常利益が65億円、親会社株主に帰属する当期純利益が30億円を据え置いている。

《SF》

 提供:フィスコ

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