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アドバンテは売り一巡後下げ渋る、4~9月期業績観測がコンセンサス以下も3次元メモリー特需に期待

 アドバンテスト<6857>は下値を探る展開となっている。IoTやビッグデータの普及加速でデータセンターの増設需要が拡大しており、半導体製造装置需要にも追い風が強い。同社は半導体の後工程であるテスターでその恩恵を享受、特にサーバーへの搭載が進捗している3次元NAND型メモリー向けで新たな需要を取り込んでいくことが予想されている。

 そのなか、25日付の日本経済新聞が「(同社の)16年4~9月期の連結業績は営業利益が75億円程度だったようだ」と報じた。米国会計基準だった前年同期との比較で1割の増加となり、円高の影響をこなして17年3月期の利益計画が上振れする可能性についても触れている。4~9月期の市場のコンセンサスには届かなかったことで、足もとは売り優勢の展開を余儀なくされているが、下期以降の3次元NAND型メモリー特需を見込んで売り一巡後は押し目買いに下げ渋っている。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)

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