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3903> が3月5日大引け後(15:00)に業績修正を発表。15年4月期の連結経常損益を従来予想の12.7億円の黒字→6億円の赤字(前期は1.6億円の赤字)に下方修正し、一転して赤字見通しとなった。
株探ニュース
会社側からの【修正の理由】
1.連結業績予想修正の理由 当社の平成27年4月期の連結業績予想につきまして修正を行う理由は以下のとおりです。A 「ブレイブ フロンティア」の海外言語版の売上計画修正 a:当第3四半期で計画が未達となったこと→ MAU(月次アクティブユーザー数)の若干の弱含みに加え、日本語版にて投入した新規施策の反映までにタイムラグが生じたことに伴い、課金率、ARPPU
»続く
(課金ユーザー一人あたりの平均月間課金額)共に当第2四半期比で低下したもの b:当第4四半期の売上計画を引き下げたこと→ 当第4四半期にて日本語版で奏功した施策の導入による課金率、ARPPUの上昇を予定するも、足元のMAUの若干の弱含みを考慮し、売上計画は保守的な水準を採用B パブリッシングサービスの立ち上がりの遅延による売上計画修正 a:当第3四半期で計画が未達となったこと→ 複数タイトルのリリースは予定通り行い、一定のユーザー基盤を確保したものの、各タイトルにおける各国市場の嗜好に適した新規コンテンツ・新システムの投入の遅れにより、売上計画未達となったもの b:当第4四半期の売上計画を引き下げたこと→ 当該タイトルへの新規コンテンツ・新システムの投入は鋭意進めていくものの、実装までに必要な期間を考慮し、売上計画は保守的な水準を採用C 一部海外向け新規タイトルの売上計画修正 a:当第3四半期で計画が未達となったこと→ 一部タイトルが計画を大幅に下回る水準にて推移し、売上計画未達となったもの b:当第4四半期の売上計画を引き下げたこと→ 当該タイトルの売上計画の引き下げを行ったもの上記要因による売上高の落ち込みが想定を上回り、海外展開を積極的に進めていたために上昇した固定費が利益を圧迫し、営業損失を計上する見込みです。当期純利益については、繰延税金資産の計上が見込めるため、法人税等調整額が当期純利益に対しプラスに寄与することを織り込み、0円となる見込みです。2.今後の取り組みについて今後につきましては、以下施策を着実に実行し、業績の回復と拡大に向けて全力を尽くしてまいります。A 売上高の拡大1 既存タイトル(ネイティブアプリ)a:ブレイブ フロンティア(日本語版):新規施策の積極投入及び年間スケジュールに基づく安定的な運用ブレイブ フロンティア(海外言語版):日本語版で奏功した施策の適時投入及び効果検証を踏まえた適切な広告投下によるユーザー基盤の増大b:ファントム オブ キル:当第4四半期のTVCM放映での大規模なユーザー獲得による売上拡大c:ドラゴンジェネシス:少人数運営による高収益モデルの継続d:ソードアート・オンライン コード・レジスタ:新規施策の積極投入による売上拡大(同タイトル販売/配信元はバンダイナムコゲームスであり、当社が開発を担当)e:パブリッシングサービス:新規コンテンツ・新システムの投入により収益化を加速2 新規タイトル(ネイティブアプリ)a:新規タイトル18本の開発早期化(他社IPタイトル、リアルグラフ向け、パブリッシングサービスを含む)B 海外展開の立ち上げの加速と更なる強化a:海外9拠点の子会社の経営資源を活用し、クロスボーダーの強固なコンテンツ配信網を構築b:立ち上がりが遅延しているパブリッシングサービスについてはIPホルダーとの連携強化による各国市場に合わせたコンテンツ追加の早期化に取り組み、収益化を加速。また当社のリリースするオリジナルタイトルについても積極的に展開c:海外子会社におけるオリジナルタイトルの開発強化C コストの合理化a:開発費は、国内・海外の開発ライン増強に関する投資は一巡しており、今後は緩やかな増加傾向に転じる見通しb:広告宣伝費は、タイトル毎の広告効果の検証を一層強化するとともに、自社タイトル間のクロスプロモーション等を積極的に実施することで、売上高広告宣伝費比率で15%を目指すD タイトルポートフォリオの構築a:パブリッシングの立ち上げの早期化を推進しつつ、オリジナル、IP、リアルグラフ向け及びパブリッシングタイトル(ハイリスク・ハイリターン~ローリスク・ローリターン)をバランスよく提供することで、安定的な売上拡大及び強固な収益基盤の構築を図る3.役員報酬の減額について このたびの平成27年4月期連結業績予想の下方修正という結果を真摯に受け止め、その経営責任を明確にするため、以下のとおり役員報酬の減額を実施します。 1役員報酬減額の内容 代表取締役社長 役員報酬月額の100%を減額 2対象期間 平成27年3月から8月までの6ヶ月間なお当社の平成27年4月期第3四半期決算短信の発表は、3月6日の15時を予定しています。※本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。
業績予想の修正
決算期 |
売上高 |
営業益 |
経常益 |
最終益 |
修正 1株益 |
修正 1株配 |
発表日 |
旧 14.11-04 |
16,976 |
167 |
211 |
350 |
12.06 |
0 |
14/12/18 |
新 14.11-04 |
12,504 |
-1,562 |
-1,666 |
-458 |
0 |
0 |
15/03/05 |
修正率 |
-26.3 |
赤転 |
赤転 |
赤転 |
- |
|
(%) |
決算期 |
売上高 |
営業益 |
経常益 |
最終益 |
修正 1株益 |
修正 1株配 |
発表日 |
旧 2015.04 |
30,972 |
1,329 |
1,277 |
808 |
27.85 |
0 |
14/12/18 |
新 2015.04 |
26,500 |
-400 |
-600 |
0 |
0 |
0 |
15/03/05 |
修正率 |
-14.4 |
赤転 |
赤転 |
- |
- |
|
(%) |
※単位:売上高、営業益、経常益、最終益…「百万円」。修正1株益、修正1株配は「円」。率は「%」
※最新予想と従来予想との比較
今期の業績予想
決算期 |
売上高 |
営業益 |
経常益 |
最終益 |
修正 1株益 |
修正 1株配 |
発表日 |
予 14.11-04 |
12,504 |
-1,562 |
-1,666 |
-458 |
0.0 |
0 |
15/03/05 |
前年同期比 |
- |
- |
- |
- |
- |
|
(%) |
決算期 |
売上高 |
営業益 |
経常益 |
最終益 |
修正 1株益 |
修正 1株配 |
発表日 |
2013.04* |
5,515 |
-1,138 |
-1,188 |
-1,343 |
-41,945 |
0 |
- |
2014.04* |
11,192 |
-102 |
-168 |
-184 |
-5,415.0 |
0 |
- |
予 2015.04 |
26,500 |
-400 |
-600 |
0 |
0.0 |
0 |
15/03/05 |
前期比 |
2.4倍 |
赤拡 |
赤拡 |
- |
- |
|
(%) |
※最新予想と前期実績との比較。予想欄「-」は会社側が未発表。
※上記の業績表について
- ・「連」:日本会計基準[連結決算]、「単」:日本会計基準[非連結決算(単独決算)]、「U」:米国会計基準、「I」:国際会計基準(IFRS)、「予」:予想業績、「旧」:修正前の予想業績、「新」:修正後の予想業績、「実」:実績業績、「変」:決算期変更
- ・[連結/非連結]決算区分の変更があった場合は、連続的に業績推移を追えるように、連結と非連結を混在して表示しています。連結と非連結が混在しない場合は、「連」「単」表記は省略します。
- ・決算期表記後の「*」は上場前の決算を示し、2018年以前に新規上場した銘柄では1株あたりの項目は株式分割などによる換算修正は行っていません。
- ・前期比および前年同期比は、会計基準や決算期間が異なる場合は比較できないため、「-」で表記しています。
- ・米国会計基準と国際会計基準では、「経常益」欄の数値は「税引き前利益」を表記しています。
- ・業績予想がレンジで開示された場合は中央値を表記しています。
【注意】「決算速報」「個別銘柄の決算ページ」で配信する最新の業績情報は、東京証券取引所が提供する適時開示情報伝達システム(TDnet)において、上場企業が公表する決算短信と同時に配信されたその企業自身の作成によるXBRL(企業の財務情報を電子開示するための世界標準言語)に基づいたデータをそのまま使用しています。同一の会計基準内で規則変更が行われた場合については、変更は考慮せずに比較を行っています。また、業績予想がレンジで開示された場合はレンジの中央値を予想値として採用しています。なお、この配信されたデータには、新興企業を中心に誤ったデータが配信される場合が希にあります。投資判断の参考にされる場合は、より正確な決算短信のPDFファイルを併せてご確認くださいますようお願いします。