ソフトバンクGは反発も上値重い、米ナスダック反発は好材料も信用買い残が重荷
ソフトバンクグループ<9984>が3日ぶり反発。前日の米国株市場では9月の米消費者物価指数を受けて過度なインフレ懸念が後退、10年債利回りが再び1.5%台に低下したことでハイテク株に買いが入りやすくなり、ナスダック総合指数が反発に転じた。同社は米ハイテク株に積極投資していることでナスダック指数との株価連動性が高く、目先押し目買いを誘う展開となっている。一方、中国政府のテック企業に対する統制強化の動きが引き続き同社株にとって警戒材料となっているほか、足もと増加基調を強め2100万株強に積み上がった信用買い残も株式需給面の重荷となっており、戻り足を鈍くしている。
出所:MINKABU PRESS
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