ファーストリテは4日ぶり反発、第1四半期営業減益も織り込み済み
ファーストリテイリング<9983>は4日ぶり反発。10日の取引終了後に発表した第1四半期(18年9~11月)連結決算は、売上高6444億6600万円(前年同期比4.4%増)、営業利益1046億6500万円(同8.1%減)、純利益734億7600万円(同6.4%減)となったが、織り込み済みとの見方が強い。
海外ユニクロ事業は中国が牽引役となったほか、韓国や東南アジア・オセアニア、北米、欧州など各地域で大幅な増益を達成し、これにより国内ユニクロ事業の営業利益を大きく上回った。ただ、国内ユニクロ事業は暖冬の影響で売上高が計画を下回ったほか、値引き販売を強化したことで粗利率も計画を下回り、全体の売上高・利益を押し下げた。
なお、19年8月期通期業績予想は、売上高2兆3000億円(前期比8.0%増)、営業利益2700億円(同14.3%増)、純利益1650億円(同6.6%増)の従来見通しを据え置いている。
また、同時に発表した12月度の国内ユニクロ売上高速報は、既存店(およびEコマース販売)売上高は前年同月比5.2%増と3カ月ぶりに前年実績を上回っており、これも好材料視されている。気温の低下に伴い、防寒衣料の需要が高まったことに加え、年末商戦に来客数が増加したことが寄与した。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)
海外ユニクロ事業は中国が牽引役となったほか、韓国や東南アジア・オセアニア、北米、欧州など各地域で大幅な増益を達成し、これにより国内ユニクロ事業の営業利益を大きく上回った。ただ、国内ユニクロ事業は暖冬の影響で売上高が計画を下回ったほか、値引き販売を強化したことで粗利率も計画を下回り、全体の売上高・利益を押し下げた。
なお、19年8月期通期業績予想は、売上高2兆3000億円(前期比8.0%増)、営業利益2700億円(同14.3%増)、純利益1650億円(同6.6%増)の従来見通しを据え置いている。
また、同時に発表した12月度の国内ユニクロ売上高速報は、既存店(およびEコマース販売)売上高は前年同月比5.2%増と3カ月ぶりに前年実績を上回っており、これも好材料視されている。気温の低下に伴い、防寒衣料の需要が高まったことに加え、年末商戦に来客数が増加したことが寄与した。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)