ファーストリテ、TDKなど後場動意、日銀のETF買い連発観測も
日経平均株価は後場寄りプラス転換となったが、市場では、日銀が追加緩和で買い入れ枠をほぼ倍増させたETFの買いが入ったとの観測が出ている。
日銀は29日の金融政策決定会合でETF買い入れ枠を従来比ほぼ倍増の6兆円とする追加緩和策を決定、既に3日に347億円の買い入れを実施している。これについて市場関係者は「1回あたりの金額規模はこれまでと同水準だが、裏を返せば買い入れ回数を倍増させるというようにマーケットは受け止めている。前場は全体指数が安かったので、連日で買い出動した可能性も十分にある」(準大手証券ストラテジスト)と指摘する。また、「時価総額比で買い入れ金額には差がつく。買い入れによる需給改善効果が大きいファーストリテイリング<9983>やTDK<6762>などが後場上げ幅をいきなり強めたことにも(ETFの買い)が暗示されている」という。
出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)
日銀は29日の金融政策決定会合でETF買い入れ枠を従来比ほぼ倍増の6兆円とする追加緩和策を決定、既に3日に347億円の買い入れを実施している。これについて市場関係者は「1回あたりの金額規模はこれまでと同水準だが、裏を返せば買い入れ回数を倍増させるというようにマーケットは受け止めている。前場は全体指数が安かったので、連日で買い出動した可能性も十分にある」(準大手証券ストラテジスト)と指摘する。また、「時価総額比で買い入れ金額には差がつく。買い入れによる需給改善効果が大きいファーストリテイリング<9983>やTDK<6762>などが後場上げ幅をいきなり強めたことにも(ETFの買い)が暗示されている」という。
出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)